基本情報技術者試験に出題される用語が、覚えづらいと感じたことはありませんか?
- MTBF
- MTTR
- 共通鍵
- 公開鍵
- ACID特性
例えば以上の用語なんかは、私が現役時代覚えにくいと感じた用語です。
そこで今回はそんな覚えにくい用語を、効率的に覚えるにはどうしたら良いかを解説します。
目次
基本情報技術者試験の場合、
出題される用語を暗記できれば、試験時間を大幅に節約できるようになります。
また点数アップにも繋がる話であるため、できる限り用語は覚えていった方が無難と言えるでしょう。

基本情報技術者試験の用語は、難しいのが多いよね。あとは似たようなのとか…

個人的には、英語の頭文字を取った用語とかが苦手だ…

一文字違いとか内容が似ているとか、覚えにくい要素が挙げていったらキリがないよね

まあ用語の暗記は、午前試験だけでなく午後試験にも繋がる話だから念入りにやっておいて損はないぞ
・他の用語とセットで覚える

基本情報技術者試験で出題される用語は、セットで覚えるのが基本となっています。
何故かというと、出題される用語は、
分野によって2~4個、まとまって覚えられるパターンがほとんどだからです。
例えを挙げるならば、
- ACID特性は以下の4つの特性から成り立つ
- 原子性
- 一貫性
- 独立性
- 耐久性
- E-R図
- エンティティ(データのまとまり)
-アトリビュート(属性)を持っている - エンティティ同士はリレーション(関係)を持っている
ーリレーション(関係)は多重度を持っている場合がある
- エンティティ(データのまとまり)
といったように、上記の用語に親のような関連性を持つ用語は、
用語同士を結び付けるようにして、まとめて覚えてしまう方が良いでしょう。
暗記の基本となる方法ではありますが、効果的な方法でもあるため、用語を暗記する際には必ず意識するようにしてください。

単語を漠然と覚えるのは難しい。だからこそ同じような用語はまとめて覚える必要がある

基本情報技術者試験で使われる用語やキーワードは数が膨大だからね

だからこそ効率良く覚えるようにして、勉強時間の節約を心掛けよう
・用語を関連付けて覚えたいならメモリーツリー


複数の用語を効率的に覚えたいけど・・・
そんな悩みを抱えているあなたには、メモリーツリーを活用した暗記方法をおすすめします。
メモリーツリーとは、以下の画像のように、同じカテゴリーに属する用語を繋げて作る単語帳のようなものです。

上記のように関連する用語を組み合わせて図を作ると、いざ用語を思い出すときに、用語を連鎖的に思い出しやすくなります。
またメモリーツリーにおいて大事なのは、作ったツリーを定期的に確認するという点です。
作ったツリーを定期的に確認すると、色や図を元に用語を記憶して忘れないようになります。
ちなみにメモリーツリーが有効なのは、
自分が苦手にする用語、難しい用語を覚える時です。
苦手であればあるほど効果的であるため、苦手だと思った用語を覚える時には、積極的に取り入れていただければと思います。

他の用語とセットで覚えるという方法は、関連した用語がセットで出題される問題への対策にも使えるよ

むしろ関連して覚えられる用語はセットで覚えていかないと、勉強時間を圧迫するようになるから注意しような
・絵と用語をセットで覚える

用語を効率よく暗記するために、
用語と参考書に載っている絵を結び付けて覚える方法もおすすめです。
また更に効率よく覚える方法として、
用語の絵を書いてみるといった方法もあります。
覚えようとしている用語の絵を書くと、覚えた用語を使ったことにより、用語が脳に定着して覚えやすくなるでしょう。
イラストを元に直感的に用語を追い出せるようになると、問題を素早く解答できるため、難しい問題に試験時間を残せるようになります。

用語の暗記に使う絵は、解説のような単純な絵じゃなく、印象に残りやすい漫画のような絵がおすすめだよ

漫画のような絵の方が馴染みやすくて、覚えやすいんだよな

だから下で紹介している『キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者』は、かなりおススメできる参考書と言えるよ

過去問題もタップリ付いているから、暗記を視野に入れるなら参考書の候補に入れておくべきだ

・単語の暗記と過去問題の復習はセット


単語の暗記を終えたから、この分野は終了!
ちょっと待ってください。
また単語を覚えたら、問題を解くだけでなく、例文を作ってみるといった勉強もおススメです。
暗記を中心とした勉強をするならば、段違いに効果が出るため是非とも試してください。

単語の暗記方法って、それこそ無数に存在するよね

人によっては身体を動かしながら覚える、なんて方法もあるらしいな

そう考えると暗記というのは、単純な暗記に何かを加えるとより覚えやすくなるのかも知れないね
・プログラムを効率的に覚える方法


プログラムの命令文の流れがイマイチ把握できない・・・

表計算の関数が同じようなのばかりで覚えにくい・・・
そんな悩みを抱えているあなたには、
プログラムを実際に書いて実行してみるという方法をおススメします。
プログラムは機能がよく分からない命令文や関数を机上で勉強しているより
プログラムの実行結果を見た方が遥かに分かりやすいといった特徴があります。
命令文や関数のパラメーターを変更できて似たような内容も判別がしやすいため、プログラムへの理解度がグッと上昇します。
問題を解く正確性と勉強のスピードが明らかに上がるため是非とも試してみてください。

ちなみに以下のページでは、プログラミング言語における開発環境の導入に関してまとめてあるから、気になる人はチェックしてみてね



物によっては、パソコンにソフトをインストールするのではなく、インターネット上で簡単にプログラムを動かせるサイトもあるぞ
・覚えた内容を反復して覚えなおす

人間の記憶力には、時間と共に覚えたものを忘れていくといった特性があります。
そのため覚えた用語を復習するといった反復練習が、試験のカギを握ると言っても過言ではないでしょう。
ちなみ覚えた用語や内容をどのタイミングで復習するかという点についてですが、
- 1日後
- 3~4日後
- 1週間後
のような内容を忘れかけたぐらいのタイミングがおススメです。
また用語や内容を復習する際には、基本情報技術者試験の過去問題を活用してください。
用語や内容を暗記できるだけでなく、
試験対策も同時に進められるため、更に勉強が効率化できるでしょう。

用語を覚えようと思ったら、反復練習は欠かせないね。だから過去問題の復習は毎日の日課にした方が良いかもね

他にも1度に大量の用語を覚えるのではなく、いくつかの用語を細かく覚えるのがコツだぞ

もちろん1日にやる問題の量は、試験までの期間と勉強のスケジュールによって調整してね

ちなみに以下の記事は、スケジュールの立て方についてまとめているぞ

・英単語を元に用語を覚える

用語の元となっている英単語を元に用語を覚える方法は単純ですが、効率的な暗記方法です。

そのため英単語がメインとなっている用語は、英単語の意味を組み合わせて暗記するとより楽に覚えられます。

英語で構成されている用語は、一度英語の意味を調べてみることをおすすめするよ

略されているだけの用語を見て暗記しても、効率は非常に悪いからな

後は発音なんかで覚えるのもおススメだね

今回登場したRepairなんかは、実際に発音してみると「リペア」といった発音になっているから、修理と関連して覚えやすい内容だと言えるぞ
・単語帳を活用する

用語の暗記をする上で、参考書の特典である単語帳を活用するのも1つ方法です。
参考書の特典となっている単語帳は、スマートフォンのアプリとして使えるようになっている物もあるため、外出中の勉強にピッタリ。
また単語帳は用語の暗記に特化した資料でもあるため、
余計な情報がない点も勉強に集中できるといったポイントに繋がります。

ちなみに以下のページでは、用語の暗記に使えるおすすめの参考書を紹介しているよ


試験直前の対策や持ち運びにも使える参考書になっているから、用語の暗記に苦戦している人は是非ともチェックしてくれ
・数学の公式を覚える場合は練習あるのみ


数学の公式がなかなか覚えられない・・・

数学の計算式を丸暗記してるけど、いまいち身に付かない・・・
上記のようなことを考えているあなたの場合は、
数学の公式や計算式を軽く頭に入れたら、後はひたすら練習する方法をおススメします。
何故非効率に思える反復練習をおススメするのか?
数学の公式や計算式を覚える場合、軽く公式や計算式を頭に入れたら、あとは式を使い過去問題をひたすら解いてみましょう。
そして間違った問題を見直して勉強すると、より効率的に公式や計算式を覚えられるようになります。
また公式や計算式を覚える場合、
紙に書いて練習するというポイントを忘れないようにしてください。
少しでも迷うならば、頭の中で計算を解くのは止めておきましょう。

数学の公式や計算式は、式をそのまま丸暗記しようとしても難しい。

だから実際に式を使ってみるという経験が重要になるね

数学の公式や計算式の練習は、5回程度を目安にしてほしい。

実際に書かなくても計算式が頭の中で浮かぶくらいが勉強の目安と言えるよ
まとめ
基本情報技術者試験に出題される用語は、覚えにくいものが多くあります。
そのため
- 用語を暗記する場合は、他の用語とセットで覚える
- 用語を暗記するために、参考書に載っている絵と用語をセットで覚える
- 単語の暗記を終えたら単語を利用した問題を解いてみる
- プログラムの命令文を覚える際には、実際にプログラムを実行してみる
- 覚えた内容を記憶に定着させる反復練習が重要
- 用語の元となっている英単語を元に覚える
- 参考書の特典である単語帳を活用する
- 数学の公式を覚える場合は練習あるのみ
といった方法を使って、効率よく内容を暗記できるようになりましょう。
用語の暗記は、基本情報技術者試験において避けては通れない道です。
だからこそ用語を効率的に暗記して、勉強時間の短縮、そして試験の点数をアップできるように頑張ってください。
ちなみに当サイトでは、各種分野に合わせて、問題の傾向や解答のポイントを解説しています。




分野によっては覚えるべき単語を、出題率順に掲載しているため、是非とも勉強に活用してみてください。
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