基本情報技術者試験の当日、

やっべ! 寝坊した! けど30分ぐらい遅れても大丈夫かw
なんて考えをしている人がいます。
しかし基本情報技術者試験では、遅刻について厳格に規定が決められているため、淡い期待は禁物。
また、欠席やキャンセルに関しても注意すべきポイントがあります。
そこで今回は基本情報技術者試験において、遅刻や欠席をした場合はどうなるのか? というポイントをまとめてみました。
基本情報技術者試験は、欠席率が高い試験として知られていますが、あなたも欠席扱いにならないように気を付けてください。

基本情報技術者試験の欠席率は本当に高い。毎年3割ほどの人が欠席しているらしいよ

毎年3割の人間が申し込みをして、お金を払い込んで、試験に来ないってとんでもない事実だよな。

受験料も返ってこないから自由な時間を取るにしては高い費用になってしまうよね

俺は勉強した時間が無駄になるから、受験した方が良いと思うけどな。
・集合時間に遅れると一発アウト!

基本情報技術者試験は、令和3年の1月から3月に行われる令和2年秋期試験の代替試験より、遅刻が許されない試験になりました。
具体的に言うと、試験開始の15分前に試験会場に来ていないと試験が受験できないようです。
基本情報技術者試験は、学校の試験のように、何か特別な理由があったから、特例で試験を受けさせてもらえるような甘い状況はありません。
また電車やバスによる遅刻も言い訳にならず、バッサリと落とされるため注意しましょう。

基本情報技術者試験の場合、人を助けていたといったような理由でも、時間をオーバーしたらアウトだ

もちろん電車が遅れて、遅延証明書とか持っていっても、ダメなものはダメと突き返されるからね

ただ電車の遅延とかで受験できないのは、どうにかして欲しいもんだがな。

電車の中で遅延が発生したらどうしようもない所があるからね…
・欠席とキャンセルは連絡の必要なし

基本情報技術者試験では、欠席やキャンセルをする場合、連絡の必要はありません。
またいかなる理由があろうとも、
受験料は戻ってこないため注意が必要です。
ちなみに試験は欠席・辞退したとしても、何度でも応募は可能となっています。
ただ試験方式がパソコンを利用したCBT方式に移行して、予約が取りにくくなったと考えると、できる限り予約を取ったら試験を受けた方が良いと思います。
他にも試験を欠席した、もしくは不合格だった場合、
結果は郵送されないという点に注意しておいてください。
基本的に試験後は、合格者のみに合格証書が送られてくるだけであるため、試験の結果が知りたい方は、以下のIPA(情報処理推進機構)の公式サイトで成績照会をしましょう。

基本情報技術者試験の会場に行くと、2割ぐらいは空席があるよなw

教室によっては満杯だし、4割ほど受験者がいない場合もあるよ。

人によってそれぞれ理由があるだろうけど、受験料と勉強時間がもったいないから受けに行った方が良いと思うけどな・・・

まあ本人次第としか言えないよね
・自然災害やトラブルによる遅刻・欠席について


台風が来そうだけど、基本情報技術者試験はどうなるだろう?

電車が急に全面ストップしている・・・
上記のようなシチュエーションは、受験生であれば目を覆いたくなる状況と言えるでしょう。
しかし残念ながら基本情報技術者試験の場合、上記のような理不尽な状況でも、
基本的に救済措置はありません。
だからこそあらゆる状況を想定して、複数の交通手段や移動手段を考えておいてください。

複数の交通手段と言っても、限度があると思うんだが・・・

確かにね。けど基本情報技術者試験に挑むならば、試験会場の最寄り駅からタクシーを使うといった状況ぐらいは覚悟しておく必要があるね

それは学生にとっては、耳が痛い話だな・・・

だからこそ多少の遅延は有り得ると思って、早めに家を出て、万全の準備をしておこうね
・基本情報技術者試験が中止になるパターンについて

基本情報技術者試験では、過去数回、自然災害により試験が中止、もしくは延期になった過去があります。
- 2011年 東日本大震災
- 2016年 熊本地震
- 2020年 コロナウイルス
また上記の事象が発生した際には、以下のような措置が発表されました。
- 試験日の延期
- 試験の中止
- 希望者に対して受験料の返還
- 次回試験への振り替え
以上の例をまとめると、基本情報技術者試験が中止、または延期となるパターンは、
地方単位以上の災害か生活に影響が発生する事象があった場合に限るようです。
また県単位の災害でも、何かしらのアナウンスが発表される可能性があるため、試験を統括するIPA(情報処理推進機構)の発表には、注意を払っておきましょう。
↓IPA(情報処理推進機構)の公式ホームページです。
基本情報技術者試験における変更は、上記のページにて確認できるため、
試験直前になったら必ずチェックしておくようにしてください。

基本情報技術者試験って、中止になりにくい試験だよな

まあ全国的に実施されている試験だから、そんなにポコポコ中止されても困るけどね

だからこそ交通手段や家を出るといった要素ぐらいは、万全の準備を期しておくべきだな
まとめ
基本情報技術者試験では、遅刻と欠席、キャンセルや中止について以下のようなポイントがあります。
- 集合時間に遅れると一発アウト!
- 欠席とキャンセルは連絡の必要なし ただし受験料は返ってこない
- 自然災害やトラブルでも基本的に救済は無い
- 試験の中止や延期は、地方単位以上の災害が発生した時に限る
- 試験の中止や延期は、IPA(情報処理推進機構)のホームページをチェックする
特に遅刻については、厳格に規定が決められているため注意が必要です。
例えば電車やバスが遅延してもいいように、
複数の経路を調べておいて、試験時間に遅れないように注意しましょう。
基本的に大災害でもない限り、受験料は返ってこないため、淡い期待は持たないようにしてください。
また基本情報技術者試験を欠席した場合、個別での連絡は一切なく、連絡を入れる必要もありません。
受験票に関しても忘れた時点で、欠席扱いになってしまうため気をつけてください。
ちなみに以下のページでは、基本情報技術者試験における当日の注意点について解説しています。

今回解説した遅刻や欠席をしないためにはどうしたら良いか? といったポイントを解説しているため是非ともチェックしてみてください。
コメント
基本情報含め、応用情報で、予約はしたが試験したことがない場合、下期(秋期)に受験することは可能でしょうか?
あおきさん
ご質問ありがとうございます。
また返信が遅くなってしまい失礼しました。
管理人のくますけです。
まず結論から言うと、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験は、
予約や試験のキャンセル(辞退・欠席)におけるペナルティはありませんので、
何度でも試験の応募、受験は可能です。
ただし例外として、
・午前試験の免除制度を活用する
・過去の試験で不正行為をしている
といった状況の場合は、前に受けた試験と同じ状況、とはいかない可能性があるため注意が必要となります。
また一応ですが、
・複数回にも渡る悪質なキャンセル
といった状況も、もしかしたら受験に制限が掛かる場合があるかも知れないため注意しておいた方が良いと思います。
それでは失礼します。