午後試験におけるシステム戦略の傾向と対策 問題を解いた回数が重要

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システム戦略

言葉だけを聞くとなんだか難しいような分野に思えます。

しかし、中身は情報という分野の知識があまり必要ない文章問題

午後試験で出題される問題の中でも、文系寄りの問題となっているため、
システム戦略は文系出身の人向けの問題であると言えるでしょう。

 

そこで今回は午後試験で出題されるシステム戦略の出題傾向と重要キーワード、そして問題を解くポイントについて解説します。

システム戦略は、情報の知識より問題を解いている経験の方が重要になる分野です。

また文章を効率よく読み取る読解力が重要になるため、過去問題の復習を重視して勉強を進める必要があります。

出典および参考資料:今回の記事は作成にあたり、IPA(情報処理推進機構)の過去問題ページより、各回の過去問題を参考・引用しております。
シロ
シロ

システム戦略って、少し情報という分野からは外れているような分野に思えるよね

チョコ
チョコ

情報というからには、機械とかデータとかの分野を想像するからな。毛色が違うのは間違いないと言えるぞ

シロ
シロ

文章題が中心になっているから文系出身の人は、得点を稼ぐチャンスだよ!

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・システム戦略は文章問題が中心

システム戦略は、基本的に情報系の知識があまり必要ない分野。

なぜならばシステム戦略は、情報系の知識より文章を読む読解力が必要になる分野となっているからです。

そのためシステム戦略の勉強をするならば、過去の午後試験に出題された長文を読み慣れるようにしてください。

あとは長文によって時間を掛けすぎないように、素早く問題を読み解く練習をしておくと良いでしょう。

午後試験の長文問題を解くためのポイントと勉強法
基本情報技術者試験の長文問題を苦手にしている人は必見! 長文問題を解くためのポイントと勉強法を解説しました。
チョコ
チョコ

なあ、システム戦略の勉強法って、過去問題を復習するぐらいしかないのか?

シロ
シロ

うーん。システム戦略って、基本的に情報の知識があまり必要なくて、しかも問題も同じような問題が少ないんだよね。だから対策が立てにくい分野なんだよ

チョコ
チョコ

じゃあ、致し方ないのかもしれないな

シロ
シロ

ただシステム戦略の問題自体、内容はあまり難しくはないから、過去問題を解いて経験を身に付けておけばどうにかなる問題も多いよ

・在庫の数量や費用の見積もりといった計算問題も出題

システム戦略は、商品の在庫管理やシステムの改修費用の見積もりといった、数字に関する問題が度々出題されています。

例えば以下の問題をご覧ください。

平成27年春期 午後試験 問7-1
平成27年春期 午後試験 問7-2
平成27年春期 午後試験 問7-3

出典:平成27年春期 午後試験 問7より抜粋

上記の問題は、投資の回収期間に関する問題となっています。

  • 問題の解き方と答え
    問題の正解は「a」が選択肢「ウ」、「b」が選択肢「ア」となります。

    解き方は別に難しくなく、「a」に関しては、B案のキャッシュフローを計算して、累計額がプラスになるまで計算するだけ。
    1年目 -10,000 + 3,100 = -6,900
    2年目 -6,900 + 3,100   = -3,800
    3年目 -3,800 – 900       = -4,700
    4年目 -4,700 + 4,200   = -500
    5年目 -500 + 4,200      =  3,700
    後はプラスになるまでの年数を数えれば、正解である「ウ」の5年に辿り着けます。「b」に関しても「a」で使用したB案の計算と同じようにA案も計算すれば、おのずと答えが出てくるでしょう。

ちなみにシステム戦略の問題において、出題される計算問題は、
四則演算ができれば十分に答えられるレベルです。

問題文をきっちり読み取れれば、特に難しい問題ではないため、肩に力を入れずに問題に取り組んでください。

チョコ
チョコ

ところでシステム戦略における、計算問題の出題頻度ってどんな感じなんだ?

シロ
シロ

システム戦略は、平成21年から平成30年の試験において、
10回中6回で計算問題が出題されたよ

チョコ
チョコ

じゃあ出題率自体は、そこまで高くないって感じなんだな

シロ
シロ

うん。でも2回に1回程度は、計算問題が出題されるから油断しないように気をつけてね

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・バブルチャートに慣れておく

バブルチャートとは、以下の図のように、商品の売り上げ分析をする時や市場分析をする際に利用するグラフです。

そして基本情報技術者試験のシステム戦略においては、このバブルチャートが問題として出題される場合があります。

ちなみにバブルチャートは、理解してしまえば非常に便利で簡単なグラフではありますが、理解するまで時間が掛かるという特徴もあるようです。

特に午後試験のような文章が長い問題の場合、焦りと混乱を起こす要因にもなるため、予めバブルチャートがどういうグラフかという点を頭に入れておきましょう。

チョコ
チョコ

ちなみにバブルチャートの出題頻度はどのくらいなんだ?

シロ
シロ

平成21年から平成30年の問題を調べたところ、10回中2回の試験でバブルチャートが使われていたよ。

チョコ
チョコ

10回中2回か。・・・ 出題率低くないか?

シロ
シロ

そうだね、確かに出題率は低い。けどシステム戦略は同じような問題がほとんどないから、バブルチャートのような複数回出題されている内容は狙い目とも言えるよ。

・重要キーワードについて

システム戦略の重要キーワードは以下の通りです。

  • キャッシュフロー
  • バブルチャート
  • 決定表

恐らく今まで基本情報技術者試験の勉強を進めてきた人は

あれっ? こんなに覚えるべきキーワードが少ないのか?

と思ったでしょう。

しかし「基本的にシステム戦略は文章問題」の見出しでも話した通り、システム戦略において重要なのは、
知識より文章への読解力や数字と計算に慣れておくといった経験値です。

だからこそシステム戦略の勉強に力を入れるならば、過去問題の復習量を多くして試験に挑んでください。

 

ちなみに覚えるキーワードが少なくて不安に感じる方がいれば、一度システム戦略の問題を読んでみてください。

情報系のキーワードの使用頻度が驚くほど少ないといったポイントを実感できるはずです。

チョコ
チョコ

システム戦略で使われている情報系の用語ってそんなに少ないのか?

シロ
シロ

少ないよ。問題文内にどれだけキーワードが使われているかって集計を取ったけど、なんと6回だよ!

チョコ
チョコ

それは少ないな

シロ
シロ

ちなみに他の分野と比べても、6回しかキーワードが使われていない分野は見当たらないね

チョコ
チョコ

じゃあ本当に暗記すべき要素が少ないんだな。

シロ
シロ

だから用語を暗記しなくて良い分、過去問題の復習に時間を掛けて、万全を期してね

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・システム戦略の出題率

基本情報技術者試験では、2020年の試験から午後試験における問題割合が、以下のように改正されます。

また今回解説したシステム戦略の場合、マネジメント系の分野と一緒に、20%ほどの確率で出題されます。

チョコ
チョコ

なるほど。今後システム戦略は、20%程度の確率で出題されるようになるんだな

シロ
シロ

改正前の出題率に比べると、出題される確率は下がっているかも知れないけど、午前試験でも出題される内容ではあるから油断しないようにね

まとめ

今回は基本情報技術者試験における午後試験のシステム戦略について解説をしました。

  • システム戦略は文章問題が中心
  • 在庫の数量や費用の見積もりといった計算問題も出題
  • バブルチャートに慣れておく
  • 重要キーワードは「キャッシュフロー」「バブルチャート」「決定表」
  • システム戦略の出題率は、4回に1回程度と考えておく

基本情報技術者試験におけるシステム戦略問題は、文章さえ読み取れれば、難しい問題ではありません。

そのため普段の勉強から過去問題をやり込み、長文への耐性を付けて試験に挑みましょう。

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