
基本情報技術者試験って学生が取ると、どんなメリットがあるの?

基本情報技術者試験は、プログラミングの経験が無いと無理なのかな?
今回はそんな疑問を持つ学生のあなたに向けて、学生が基本情報技術者試験を受ける場合の重要ポイントについて解説します。
基本情報技術者試験は、学生の頃に取得すると、
IT系企業への就職が有利になります。
特にIT系の大企業への就職を考えている人は、基本情報技術者試験が必須レベルであり
持っていなければ面接を受けさせてもらえない可能性すらあります。
また基本情報技術者試験は
試験を利用した給料アップという一面もあるため、是非とも学生の人は学生の内の目標として、基本情報技術者試験の取得を目指してはいかがでしょうか?

基本情報技術者試験は、情報処理の経験が1~2年、もしくは未経験者を対象とした試験だよね

受験料も税込7,500と格安で受験しやすいのも特長だな。

ただし基本情報技術者試験は、合格率が平均で3割程度。つまり簡単な試験じゃないから注意しようね

学生の場合、初回の試験で合格する方が珍しいからな

合格率については以下のページにまとめてあるから、気になる人はチェックしてみてね

・入学してから1年目2年目がねらい目

基本情報技術者試験を学生の方が受ける場合、学校に入学してから1~2年目がねらい目となります。
理由としてはみなさんが思っている通り、就職活動の弊害にならないようにするためです。
そのため大学生なら1~2年目。
専門学校生なら1年目の取得を目標としましょう。
ちなみに学生の場合、できる限り学生生活に余裕がある状態で、コツコツと勉強を進めておいた方が、試験本番の時に焦らなくて済むようになります。

基本情報技術者試験における勉強時間の目安は、情報処理の初心者や未経験者なら、100時間~200時間程度だね

人によって勉強時間に差が出やすいのが、基本情報技術者試験の特徴と言えるな

だから学生の内でも、時間の余裕のある期間に受けないと、勉強時間が足りなくなるよ

ちなみに勉強時間については、以下のページに詳しくまとめてある。
これから勉強を始めようと思っている人は、必ず目を通しておいてくれ

・就職に効果バツグン!

基本情報技術者試験における大きなメリット、
それは就職に有利になるという点です。
特にIT系の企業に就職を考えている場合は、効果絶大。
あまり大きくない企業ならば、SPI(適性検査)でよほど変な点数を出さない限り、多くの企業から内定が貰えるでしょう。
他にも企業によっては、基本情報技術者試験を持っていることが前提になっている企業もあります。また大企業や官公庁といったパートナーを持つ会社ほど、基本情報技術者試験の有無を優先する傾向にあるといったポイントも頭に入れておきましょう。
ちなみに基本情報を持っていないと、会社に入ってから取らされる、もしくはエントリーシートを提出した時点で門前払いになる可能性もあるようです。
だからこそIT企業への就職を考える人、大企業への就職を考えている人は、学生の内から基本情報技術者試験の取得を目指しておいてください。

ちなみにベンチャー企業より大手企業の方が、基本情報技術者試験の有無を重視する傾向にあるね

公共事業に関する仕事を企業が受ける場合、社員が基本情報技術者試験を持っているという前提条件が必要になる可能性があるからな。

まあどの企業に行くとしても、持っていないよりかは持っていた方が良いよね
・下手な知識があるより未経験の方が有利

基本情報技術者試験の合格率は、企業に勤めるエンジニアより学生の方が高いといった結果が出ている試験です。
例えば以下の合格率は、基本情報技術者試験における平成31年春期のものです。
- 会社に勤めている人の合格率 (業務別一覧表の合計)
21.3% - 学校に在学している人の合格率(在学中の学校等一覧表の合計)
24.1% - 平成31年春期の合格率
22.2%
つまり基本情報技術者試験は、情報処理に関する知識がある人よりも、
初心者や未経験者の方が合格しやすい試験と言えるでしょう。
また基本情報技術者試験は、勉強時間を確保しやすい人の方が合格しやすい試験でもあります。
以下の合格率は、先ほどと同じく平成31年春期に実施された試験から算出された値です。
- 大学生合格率
27.8% - 専門学校生合格率
16.3%
つまり基本情報技術者試験は、
大学生>>専門学校生、学生>>社会人といったような合格率が出ているため、
勉強時間が確保できる内に、できる限り勉強を進めた方が良い試験と言えるでしょう。

基本情報技術者試験を初めて受ける人がよくする質問として、
「数学や英語の経験が無いと合格できないのか?」という質問がある

ただ実際は数学や英語の経験が有っても、合格できるかはその受験生次第だし、経験が無くても合格している人は沢山いるよ

詳しくは以下のページに書いてあるから、気になる人はチェックしてみてくれ


・受験費用は7,500円~

基本情報技術者試験の受験料は、税込7,500円。
この金額は、情報系の資格としては格安の部類に入り、学生の懐事情にも優しいと言えるでしょう。
また基本情報技術者試験における参考書の値段についてですが、1,800円~2,200円辺りが目安となります。
基本情報技術者試験の参考書において、一番多く販売されているのが上記の価格帯であるため、参考書を購入する際の参考にしてください。

基本情報技術者試験の参考書には、1,000円程度の参考書もあるよな。あんな感じの安い参考書はどうなんだ?

一長一短って感じかな。安くて良い参考書もあるけど、勉強する内容を限界まで削ぎ落としているから初心者や未経験者には向いてないかも

じゃあ、中古の参考書とかはどうだ? できる限り受験費用を安く抑えたいんだが?

うーん、物によるって感じかな。・・・ただ参考書に付いている過去問題の解説といった特典は使えないと思った方が良いかな

そうなのか・・・

詳しくは以下のページにまとめてあるから、是非とも見てみると良いよ

まとめ
今回は、学生が基本情報技術者試験を受ける際の重要ポイントについて解説しました。
- 入学してから1年目2年目がねらい目
- 就職に効果バツグン
- 下手な知識があるより未経験の方が有利
- 学生の合格率は、企業に勤めている受験生の合格率より高い
- 受験費用は7,500円~
学生の場合、基本情報技術者試験を受けるメリットとして一番大きいのは、
やはり就職活動に有利になるといった点です。
特に大手企業への就職を考えているならば、是が非でも学生の内に基本情報技術者試験の取得を計画しておきましょう。
でないと、就職試験の際に面接すら受けさせてもらえない可能性があります。
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