
基本情報技術者試験って独学でも合格できるかな?
もちろん可能です。
何故ならば基本情報技術者試験は、
中学生でも合格している人がいるほど、年齢や経験を問わない試験となっているからです。
ただし、独学で基本情報技術者試験に挑む場合は、
以下のようなポイントに気をつける必要があります。
目次
基本情報技術者試験は独学で勉強している場合、
モチベーションを保つのが難しく、問題を解説してくれる媒体が限られるため、
学校で勉強を進めるより合格するのは難しいと言えます。
しかし独学で勉強を進めるという環境は、
・勉強に集中できる環境が整っている
という可能性を秘めた状況でもあります。
だからこそ独学で勉強している人は、
勉強を黙々と進めて、試験合格へ一歩一歩近づいてください。

管理人も1回目の試験は、学校単位で受けたけど不合格。
2回目の試験において独学で勉強して合格したよ

うん?
でもあらかじめ学校単位で勉強していたのなら、
それは独学とは言えないんじゃないか?

いや2回目の試験時は、
1回目の試験から3~4年程度、間が開いていたからね。
だからほとんど最初から勉強する羽目になったらしいよw

それはヒドイ状況だなw

だから今回の注意点や勉強法は、
独学で勉強を始める人だけでなく、
一度を挫折して再度受験するような人にも、
参考にしてもらえればと思うよ
・勉強の下準備
・具体的な目標を考えておく

あなたは基本情報技術者試験に合格したら、どのような未来が待っていると思いますか?
もしくは、どのようなメリットがあるか把握していますか?
何故こんなことを聞くかというと、基本情報技術者試験に独学で挑む場合、
勉強のモチベーションを保つためには、具体的な目標が必要不可欠だからです。
具体的な目標があれば、ある程度キツイ勉強でも続けられますが、
目標が無いとキツイ勉強に取り掛かる度に、
モチベーションが下がり、勉強の効率が下がってしまいます。
だからこそ基本情報技術者試験に独学で挑戦しようとしている人は、
もう一度具体的な目標について、再度確認をしておいてください。

ちなみにモチベーションの維持に関しては、
以下のページにより詳しい情報を載せているよ


あとは基本情報技術者試験のメリットなんかを参考に、
具体的な目標を設定しよう

・必要な勉強時間を把握する

具体的な目標を再度確認したら、
次は基本情報技術者試験の合格に必要な勉強時間を把握しておきましょう。
100~300時間
・経験者の場合
50~200時間
基本情報技術者試験の勉強時間は、
勉強する人によって大きなブレが発生するため、
できる限りスケジュールを前倒しをして勉強を進める必要があります。
また勉強時間の詳細な情報については、以下のページにまとめてあります。

独学で勉強を進める場合は、必ず必要になる情報であるため、
絶対にチェックしておきましょう。

基本情報技術者試験の勉強時間って
ネットで検索すると結構バラつきがあるよな

そうだね。
大体100時間ぐらいが平均的で、
人によっては3000時間なんて勉強時間を言っている人もいるね

3000時間!?
何かの間違いじゃないのか?

いや学校のカリキュラムとかを基準とするならば、
そのくらいの時間もあると思う。
けど3000時間という勉強時間は、
基本情報技術者試験の対策のみに
充てられている時間じゃないだろうから、
試験の勉強時間としてはどうなのかな? とも思うよ。
・スケジュール表は必ず作成する

独学で基本情報技術者試験の勉強を進める場合、
スケジュール表の作成は、必須と言っても過言ではありません。
何故ならば独学で勉強を進める場合、
勉強の進行具合を自分で管理する必要があるからです。
またスケジュールを立てないで勉強をしていると、

勉強の終わりが見えないからモチベーションが・・・

勉強はしているが、実力が付いているか分からない・・・
なんて状況が発生します。
だからこそ独学で試験に挑もうとしている人は、
スケジュール表を活用して勉強を進めてください。
ちなみにスケジュール表の作り方は、以下のページにまとめてあります。

スケジュール表を作成する際の参考にしてください。

勉強の進行具合を管理するのは、
独学で試験勉強を進める場合、必須だと言えるね

どこまで勉強しているか分からない、
どれだけ成長しているか分からないという状況は、
本当に辛いからな。
だからこそ独学で勉強をする場合は、
スケジュール表を作るといった工夫をして、勉強を上手く進めてくれ
・勉強方法
・午前試験の勉強は、用語の暗記と過去問題の復習

基本情報技術者試験における午前試験の勉強は、
用語の暗記と過去問題の復習が中心となります。
そのため午前試験の勉強を進める際には、
↑↓
過去問題の復習
を繰り返すように勉強を進めましょう。
後は間違えた問題をテキストで重点的に覚えて、過去問題の復習の量をこなすだけ。
これだけで午前試験の対策は終了です。

ちなみに過去問題は、どこから工面してくるんだ?

例えば基本情報技術者試験を統括している
IPA(情報処理推進機構)のホームページには、
過去に出題された問題が一通り揃っているよ。

ふむふむ。

あとは過去問題を掲載、
解説しているサイトがあるからそこを利用するとかね

じゃあ参考書なんて必要ないと思うのだが?

いや基礎的な知識や用語の解説が欲しいと思ったら、
やっぱり参考書は必要だよ。
しかも初心者がいきなり問題を解いたところで、
内容まで理解するのは難しいからね。

だから参考書を用意しておかないと、
勉強時間を大幅にロスする羽目になるという訳か
・午後試験の勉強は、アルゴリズムとプログラミングと文章題の練習

午後試験の勉強は主にアルゴリズムとプログラミング、
そして文章題の練習になります。
それぞれを具体的な内容で表すと、
・疑似言語の習得
・変数や配列の扱い方を学ぶ
・簡単なロジックの暗記
・過去問題の復習
・プログラミング
・各種言語で使われている命令文の暗記
・文法(プログラムの書き方)の習得
・処理の流れを把握する
・過去問題の復習
・文章題
・午前試験で暗記した用語の復習
・過去問題の復習
・長文への慣れを経験しておく
といった具合になっています。
またどの問題においても重要なのは、
過去問題の復習において間違えた問題を見直すというポイントです。
間違えた問題を見直して正しい内容を学んでいる時こそ、
内容を集中的に覚えるチャンスであるため、見直すという時間を重視して勉強を進めましょう。

基本情報技術者試験では、
大量の用語や内容を覚える必要があるから、
暗記を効率化できるかで試験の出来が大きく変わるよ

ちなみに以下のページでは、
用語や内容の暗記について解説している。
暗記という勉強に苦戦している人は是非とも参考にしてくれ

・アルゴリズムとプログラミングの参考書は有った方が無難

基本情報技術者試験において一番難しい問題は、アルゴリズムとプログラミングです。
またアルゴリズムとプログラミングの配点は、
基本情報技術者試験において最も高い配点が設定されています。
そのためアルゴリズムとプログラミングは、
基本情報技術者試験に出題される問題の中でも、
重要度が一番高い分野と言えるでしょう。
ただそんなアルゴリズムとプログラミングを
未経験者の人が独学で勉強を進める場合、
ネットの情報と過去問題だけで勉強を乗り切るのは、正直言って無謀です。
特にアルゴリズムとプログラミングという分野は、
基礎情報が備わっていないと、問題を見てもチンプンカンプンで、
勉強を投げ出す可能性が高い。・・・
だからこそアルゴリズムとプログラミングの参考書は買った方が無難と言えます。

アルゴリズムとプログラミングって、
初心者が勉強を進めるのは、特に難しい分野だよな

解説が無いと尚更ね。
だからこそ独学で勉強を進める人は、
アルゴリズムとプログラミングの勉強時間が多くなると思って、
スケジュールを前倒ししておいてね

ちなみに以下のページでは、どのプログラミング言語が簡単か?
というポイントを解説しているぞ


プログラミング言語の選択に迷っている人は、
是非とも参考にしてみてね
・2020年からはアルゴリズムとプログラミング言語の配点がアップ

基本情報技術者試験では2020年の試験から、
午後試験においてアルゴリズムとプログラミング言語の配点がアップします。
具体的には、20点から25点に。
2つの教科を合わせて50点もの配点になるため、
アルゴリズムとプログラミング言語は、より一層重要度が増したと言えるでしょう。
そのため今後基本情報技術者試験を独学で受けようと思っている人は、
アルゴリズムとプログラミング言語の勉強時間を、
午後試験における勉強の6~7割程度と考えて、スケジュールを立ててください。
2020年における改正の詳しい解説は以下のリンクから


基本情報技術者試験では今後、
アルゴリズムとプログラミング言語の点数が、
ダイレクトに合否に影響するだろうな

なんと言っても、
2教科合わせて50点だからね。・・・

今まで通用していた
アルゴリズムの得点を他の教科でカバーするなんて方法も、
これからは難しくなるから注意してくれ
・過去問題の復習は、問題を解くという感覚を重視する

基本情報技術者試験は、
午前試験も午後試験も過去問題の復習が勉強の中心となります。
そのため何回も同じ過去問題をやるようになるため、内容を覚えてしまう事もあるでしょう。
しかし過去問題を覚えてしまったとしても、
問題を解くという感覚を第一に考えて勉強を進める必要があります。
特に午後試験は、同じ問題がほぼ出題されないため、
自分の力で問題を解くという実力が重要になるといったポイントを頭に入れておいてください。
だからこそ過去問題の復習を繰り返して問題を覚えてしまったとしても、
自力で問題が解けるようにして、自分の頭で考えるという点を忘れないようにしましょう。

ちなみに過去問題の復習量に関しては、
以下のページにまとめてある。
是非とも勉強をする際の参考にしてくれ


初めの内は、
1回の過去問題を解くのに何時間も掛かると思うけど、
慣れてくれば午前試験の80問程度なら
1時間も掛からずに解けるようになるよ
まとめ
今回は基本情報技術者試験を、
独学で受験する際の注意点と勉強法について解説しました。
・具体的な目標を考えておく
・必要な勉強時間を把握する
・スケジュール表は必ず作成する
・アルゴリズムとプログラミングの参考書は有った方が無難
・勉強方法
・午前試験の勉強は、用語の暗記と過去問題の復習
・午後試験の勉強は、アルゴリズムとプログラミングと文章題の練習
・アルゴリズムとプログラミングの点数が、
25点に上がるというポイントを頭に入れて勉強を進める
・過去問題の復習は、問題を解くという感覚を重視する
基本情報技術者試験は独学で勉強する場合、
重要なのはスケジュールの管理とモチベーションの維持です。
だからこそ具体的な目標づくりとスケジュール表の作成は、
勉強を始める前に済ませておきましょう。
あとは勉強に集中して、1つ1つ内容を覚えて問題を解いていくだけです。
コメント