
基本情報技術者試験の参考書は、いつ新しいのが発売されるんだろう?

基本情報技術者試験の参考書は、どの段階で買うべきだろう?
基本情報技術者試験を早い段階で応募しようと思っている方は、上記のような疑問を持ったことはありませんか?
そこで今回は、基本情報技術者試験の参考書が新しくなるタイミング、いつ買うべきかという点について解説します。
目次
恐らく今回の内容は、基本情報技術者試験への受験を本気で考えている人以外は無関係な話です。
何故ならば

基本情報技術者試験の参考書なんて、かなり古くても大丈夫だろ
なんて考えを持っている人は、参考書の更新タイミングなんか気にも留めていないからです。
しかし試験に本気で合格したい人ならば、参考書の更新タイミングはチェックしておいた方が無難。
何故ならば古い参考書を使うと、2019年から施行された試験改正の内容が入っていない可能性もあるからです。

僕も前から基本情報技術者試験の参考書がどのタイミングで新しくなるか、というポイントは気になってはいたんだよね

基本情報技術者試験の受験者は、申し込みをした後に参考書を買う。大体その頃には、参考書が出揃っているからな
・参考書は1年に1回更新される

基本情報技術者試験における参考書の話をすると、たまに以下のような質問をする人がいます。

基本情報技術者試験の参考書って、春と秋で違うの?
端的に言えば基本情報技術者試験の参考書は、春と秋で違いはありません。
基本的に試験の参考書は、
1年に1回だけ新しいバージョンに切り替わるだけです。
そのため基本的には、春と秋で同じ参考書を使うような形になります。

ちなみにだけど、参考書の内容って、年によって違うのか?

うーん、状況によるといった方が良いかもね。例えば2020年の試験からは、試験に改正が入ったから、参考書の内容も変わっている可能性があるよ

なるほど。

ちなみに2020年の試験改正については、以下のページにまとめてあるから、気になる人はチェックしてみてね

・11月の後半から新しい参考書が徐々に発売

基本情報技術者試験の参考書は、
11月の中盤から後半に掛けて、新しい参考書が出始めます。
ただし注意しておきたいのは、この時点で発売される参考書の中には、
超人気参考書である「キタミ式イラストIT塾」や「イメージ&クレバー方式でよくわかる栢木先生」といった参考書は含まれません。
もしかしたら早い段階で発売が確定している年も有るかも知れませんが、基本的にこれらの参考書は、発売日が遅くなるため注意が必要です。

このサイトでもかなりの頻度で話題に挙げている「キタミ式イラストIT塾」は、11月の時点だと発売はまだなんだな

そもそも11月は、基本情報技術者試験の秋期試験が終わった直後だからね。この時点から勉強を開始して、参考書を選んでっていう人の方が少ないと思うよ

まあ大半の受験者は、1月を越してからようやく試験の応募をして、参考書を選ぶって感じだからな
・12月の終盤に新しい参考書が出そろう

基本情報技術者試験の参考書は12月に入ると、おおよそ新しい物が出揃います。
この時期になると前述した「キタミ式イラストIT塾」や「イメージ&クレバー方式でよくわかる栢木先生」といった参考書も発売されて、新たな受験生を迎え入れる準備が整うでしょう。
ちなみに11月や12月の時期に発売される参考書は、
大多数が午前試験を対象にした参考書となっています。
午後試験で重要なアルゴリズムやプログラミング言語の参考書に関しては、別の特徴があるため注意が必要です。

1つ疑問に思ったんだが、基本情報技術者試験の参考書は、買う時期によって新品が安くなったりはしないのか?

あまり無いかな。新品の参考書は、基本的に定価で売られているからね。その証拠に新しい参考書に切り替わる前でも新品の値段はほとんど変わらないし

そうなのか。少しでも参考書代を節約できたらと思ったんだがな
・プログラミングの参考書は、基本的に新しくならない

基本情報技術者試験におけるプログラミングやアルゴリズムの参考書は、
基本的に年度が替わったからといって新しい物には切り替わりません。
試験内容が変更されるといったパターンを除けば、プログラミングやアルゴリズムの参考書は、どのタイミングで買っても問題は無いと思います。
そのため午前試験の参考書の買うタイミングに迷っている人は、プログラミング言語の勉強から始めるのが良いでしょう。
ちなみにここまでの情報を見ると、プログラミングやアルゴリズムの教科書は、「中古でも良い」といった考えを持つ方もいるかと思います。
ただし中古の参考書では、
シミュレータや過去問題の解説といった付録が使えない場合があるため注意してください。

ところで中古の参考書でも、付録が付いていたら使えると思って良いんだよな?

うーん、微妙なところだね。CDとか付録になっている場合でも、他人が使った物に関しては安全とは言い切れないし

じゃあ、ネットにアクセスして付録を貰う感じのはどうだ?

それも微妙なところ。例えばサイトがアクセス制限を決めていたり、ダウンロード期限を決めてたら付録は使えないから注意してね

じゃあ、安全で確実な付録が欲しかったら、新品を買った方が良いのか。・・・

そうだね。詳しくは以下のリンクでも書いているけど、中古の参考書を買う場合は、ある種のギャンブルと言えるかもね

・参考書は必要になったら買い足す形でOK

基本情報技術者試験の参考書を買う場合、全ての参考書を最初から揃える必要はありません。
そのため基本的には勉強の進行具合に合わせて、順次必要な参考書を買うスタンスで大丈夫です。
しかし勉強を始めるならば、少なくとも午前試験の参考書だけは買うようにしてください。
午前試験の参考書は、試験に必要な基礎内容がすべて含まれており、
午後試験の勉強にも繋がる大事な勉強道具だからです。
また午前試験の参考書は、用語が分からない時の辞書としても利用可能となっています。
もしかしたら人によっては、

用語なんて、インターネットで調べるから大丈夫!
なんてことを思っているかも知れません。
しかし試験の用語や内容をインターネットで調べると、誰でも分かるように書かれているとは限らないため、用語を理解するまで時間が掛かります。
だからこそ基本情報技術者試験の勉強を始める際には、午前試験の参考書だけでも購入しておきましょう。

よく「基本情報技術者試験の勉強に参考書は必要ない!」と豪語する人がいるけど・・・

正直言って、無謀だ。情報処理の経験が無い初心者が、用語の意味を調べるのは、ハッキリ言って効率が悪すぎる

だから参考書が必要ない人というのは、
・過去に情報処理の勉強をしたことがある
・基本情報技術者試験を受けた経験が有る
といった人だけだろうね
まとめ
今回は基本情報技術者試験における参考書が新しくなるタイミングについて解説しました。
- 参考書は、1年に1回更新される
- 11月の後半から新しい参考書がポツポツと発売
- 12月の終盤には、新しい参考書が出そろう
- プログラミングの参考書は、基本的に新しくならない
- 参考書は、基本的に必要になったら買い足す形でOK
基本情報技術者試験の参考書は、基本的に必要になったら買い足す形で問題ありません。
また参考書の新しくなるタイミングは、1年に1回、11月から12月に跨るようになっています。
ちなみに当サイトでは、基本情報技術者試験の初心者に向けて、おすすめの参考書を紹介しています。

どれも分かりやすさを重視した参考書になっているため、

情報処理って難しそう…
と思っている人は、是非ともチェックしてみてください。
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