基本情報技術者試験は、毎回3割以下の合格率となっている難しい試験です。
試験に合格するまでの勉強量もかなり多く、一筋縄ではいかない試験と言えるでしょう。
しかし、想像してみてください。
基本情報技術者試験に合格すれば、
就職試験は楽になって、資格手当として給料もアップ。
時間もお金も手に入り、貴方を一段上のステージに押し上げてくれます。
目次
基本情報技術者試験は、時間を掛けて取るだけの価値がある資格です。
特に上記の見出しにも書いてある
自信を持てるという経験は、何物にも代えがたい価値があると言えます。
だからこそ、

就職試験で、他の学生に対抗できる武器が無い・・・

何をアピールしたら良いか分からない・・・
といった考えを持っている学生は、是非とも基本情報技術者試験の取得を目指してください。
基本情報技術者試験を取得できれば、

俺には基本情報技術者試験に合格したという経験がある!

私は基本情報技術者試験を持っている点をアピールしていこう!
といった自信に繋がります。

就職や就学で有利になるのは知っていたけど、単位認定される場合があるのは知らなかったな…

オレは資格手当が気になるな。やっぱり資格を取るからには、給料が上がらないと。

資格手当にもいくつかの種類があるからね。会社に就職する前には、ちゃんとチェックしておこう!
・就職試験において効果アリ!

基本情報技術者試験における最大にして最強のメリット、
それは就職や入試で使えるといったポイントです。
基本情報技術者試験を現役の学生が持っていると

なるほど。 この学生は、基本情報技術者試験に合格しているのか
と面接官に好印象を与えられるようになります。
基本情報を持っていない就活生とは明確に大きな差がつくため、IT企業への就職を視野に入れているのであれば、是非とも持っておきたい資格と言えます。
そのため知名度がバツグンに高く、IT関係の人事担当者であれば知らない人はいません。
他にもIT関係の事業をメインとしない会社でも、一定の知名度があるといった特長もあります。
また基本情報技術者試験は、取得までにそれなりに勉強時間を費やす試験であるため、「努力できる」という証明にも繋がる試験になっています。
この「努力できる」という証明は、就職試験においてかなり重要な指標になるため、是非とも頭に入れておいてください。

企業によっては、基本情報技術者試験を持っていないと、書類選考の時点で落とされる場合もあるね…

会社として仕事を受注する際に、基本情報技術者試験を持っていることが条件になっている場合があるからな。

そういった会社は総じてレベルが高いから給料や待遇も良いというパターンが多いね
・他業種からIT業界への就職ならば大きなアピールポイントに

基本情報技術者試験の大きなメリットとして、
他業種からIT業界への転職に使えるといったポイントがあります。
というのも他業種からIT業界へ転職する場合、
- 情報系の知識が最低限ある
- パソコンが扱える
- プログラムの基礎知識が備わっている
といった点を備えていないと、面接でツッコミを受ける、門前払いにされるという可能性が高いからです。
そこで効果を発揮するのが、基本情報技術者試験。
試験に合格していれば、情報系の知識を最低限有している、プログラムの知識が備わっているといった印象を、人事部や面接官に伝えられるでしょう。
また年齢が多少高いとしても転職の際に有利になりやすいといったポイントも、基本情報技術者試験の重要な利点と言えます。
ただ注意しておいてほしいのが基本情報技術者試験という試験は、
キャリアアップとしては少し物足りない資格という点を頭に入れておいてください。
そのためキャリアアップを目指している人は、応用情報技術者試験といった上位の資格を目指すようにしましょう。

他業種からの転職の場合、どうやってスキルをアピールするかがポイントだが。・・・

「パソコンが使える」面接時に言っても、言葉で伝えるのは難しいよね

だからこそ、基本情報技術者試験のような資格が重要になる

知識やスキルをアピールするなら、知名度も高くて、うってつけの材料になるからね
・学校によっては入試優遇制度を採用している場合も

2018年の時点で、
実に240校もの学校が入試優遇対象になっているため、学生の内から取得すると、進路が大幅に広がるでしょう。
また基本情報技術者試験を高校生の内に取得できると、大学生や専門学校生になって、より上位の試験に挑める時間や自分の時間を確保できるようになります。
これはかなり大きなメリットになるため、情報系への就職を考えているならば、是非とも頭に入れておいてください。

高校生の内から基本情報技術者試験に合格できるというのは、かなり凄いことだよね

高校生でITパスポートならともかく、基本情報技術者試験に合格している人は、中々いないからな
・学校によっては単位認定される場合も

基本情報技術者試験のメリットとして、
単位として認定されるというポイントがあります。
入試優遇制度に比べると実施している学校は少ないですが、
それでも2018年の時点で125校もの学校が単位認定制度を導入しているようです。
また大学だけでなく専門学校でも、同じように単位認定が受けられる学校があります。
ちなみに単位が認定されるという事は、自由な時間が増えるのと一緒です。
他の学生が授業で時間を使っているの尻目に、自分だけの時間を楽しめるなり役立てるなり色々な時間の余裕が持てるでしょう。

資格による単位認定は、大きいメリットだね

だが単位をもらったからといって、授業をサボって、内申を落とさないようになw

まあ学生の頃に基本情報技術者試験に合格しておいて、留年するっていう人はそんなにいないと思うけど・・・
・合格してからの更新や有効期限は一切なし

合格してからの更新や有効期限は一切なしという点は、基本情報技術者試験の素晴らしいメリットと言えます。
何故なら他の試験ならば、
- 資格の更新が必要である
- 更新に費用がいる
- 試験に合格しても講習を受ける必要がある
- ソフトウェアのバージョンが更新されると、試験を受けなおす必要がある
といったパターンもあるからです。
だからこそ一度合格してしまえば、
半永久的に効力を受けられる基本情報技術者試験は、時間の浪費を防ぐと共に、キャリアアップの為の時間を作り出してくれるでしょう。

基本情報技術者試験のように、一度合格できれば、後はノータッチで済むっていう試験は結構貴重だよね

特に情報系の資格だと試験に合格しても、ソフトの更新によって再度取得しなくてはならないなんて話もあるからな

あと資格を持っているというメリットを受けるために、面倒な手続きが必要なパターンも多いからね
・資格手当で月々5,000円~10,000円給料UP

基本情報技術者試験は、
多くのIT企業で資格手当の対象となっている資格です。
基本情報技術者試験による資格手当は、企業によって異なりますが、
年間で6万円~12万円ほどの資格手当が支給されるようになります。
また一時金として、年間の手当とは別にお金が支給される場合もあるため、是非とも覚えておきましょう。

年間で6万円ということは、月当たり5000円か。… 少なくね?

いやお給料って、昇進でもないかぎりそんなに上がらないよ。あと中小企業なら年間のベースアップが1万円なんて場合もザラだからね…

自分で給料を上げる努力は大事ってことか

ちなみに資格手当金に関する詳しい情報は、以下のリンクでまとめてあるよ。興味のある人は、以下のリンクでチェックしてみてね

・情報系の基礎的知識を学べる

基本情報技術者試験のメリットとして、情報系の基礎的知識を学べるという点も見逃すことのできない重要なメリットです。
なぜ情報系の基礎的知識を学べる点がメリットとなるのか?
それは基本情報技術者試験で学ぶ内容は、IT系の企業に勤める上で必要最低限の知識が詰まっているからです。
例えば会社で上司から仕事を教えてもらった時に、

さっきの説明でSQLのワイルドカードとか言われたけど、イマイチよく分からなかった・・・
なんて状況が発生するかも知れません。
しかし基本情報技術者試験の勉強をしていれば、即剤に話を理解できるため仕事をする速度が格段に上がります。
もちろん勉強したすべての内容が役に立つということではないですが、所々で覚えておいて良かったという場面が出てくるため、勉強しておいて損は無い内容だと言えるでしょう。
ちなみに基本情報技術者試験で勉強した内容は更に上位の資格、
応用情報技術者試験に勉強の流用が可能です。
そして応用情報技術者試験は、就職において基本情報より効果を発揮します。
賢明な貴方ならば、この大きなメリットはかなり大きく感じるのではないでしょうか?

IT系の企業に就職すると、知らないプログラミング言語やシステムに触る機会が出てくる

そんな時に基本情報技術者試験の内容を勉強していると、知識の土台があるから、内容を理解するのが早くなるね

仕事の効率や上司からの評価にも関わってくる重要なポイントだ。だから是非とも頭に入れておいてくれ!
・試験に合格した! という自信を持てる

入試や就職試験に有利になる。
給料が上がる。
確かに明確で大きいメリットです。
しかし私が最も大きいメリットと考えているのは、
基本情報技術者試験に合格したという自信を付けられる点です。
基本情報技術者試験には、以下のページでも解説している通り、膨大な勉強時間が必要であり、合格率も高くありません。


だからこそ基本情報技術者試験に合格できれば、

私はこれだけ勉強したんだ!

自分は20%台の試験に合格している!
という自信を付けられるようになります。
そのため自分に自信が無い、武器が無いと思っている人は試験に合格して、
何物にも代えがたい自信を身に付けてください。

よく資格を持つと自信に繋がるとか言うけど、基本的には嘘臭さがあるよね

人によっては嘘くさいという言葉どころか、資格なんて意味ないと言う人もいるからな

だが基本情報ぐらいの資格になると話は違うよ。合格率20%の試験なんだから、合格したらドーンと自信を持って良いね
・会社から基本情報を取れというプレッシャーが無くなる

これは経験上の話なのですが、情報系の会社に就職すると「基本情報技術者試験を取得しろ!」というお達しが、会社から出される場合があります。
そんな時に基本情報技術者試験が有るか無いかで、その後の業務内容が大きく変化していきます。
具体的には
基本情報技術者試験を持っている人
- 仕事に集中できる
- プライベートの時間を満喫できる
- 会社から余計なプレッシャーを受けなくて済む
- 昇進や給料面で有利になる
基本情報技術者試験を持っていない人
- 仕事の合間に試験勉強をする必要がある
- プライベートの時間も勉強に充てる必要がある
- 試験に合格するまで会社からプレッシャーを受ける
- 昇進や給料に影響する
といった具合です。
特に仕事の合間に受験勉強をしなくてはいけないと、仕事が忙しい社会人にとって、とてつもなく大きな負担となります。
また社会人で基本情報を取得した人間から言わせてもらうと、基本情報技術者試験は学生の内に取得しておいた方が絶対に得です。
そのため学生の方が今回の内容を読まれている場合は、
「基本情報技術者試験は学生の内に取っておいた方が絶対に得!!!」という言葉を心に刻み込んでください。

基本情報技術者試験を取れ、というプレッシャーの掛け方は、会社によって違いが大きいよね

特にキツイのは業務上、基本情報技術者試験の取得を基準に仕事を受けている会社だな。こういった会社は、試験に合格するまで何度でも受験させられる

しかも試験に合格できないと、査定にも響くからね。正直言って、キツイよね・・・
まとめ
基本情報技術者試験は、自分の可能性を広げる資格です。
- 就職試験において効果アリ!
- 他業種からIT業界への就職ならば大きなアピールポイントに
- 学校によっては入試優遇制度を採用している場合も
- 合格してからの更新や有効期限は一切なし
- 学校によっては単位認定される場合も
- 資格手当で月々5,000円~10,000円給料UP
- 情報系の基礎的知識を学べる
- 試験に合格した! という自信を持てる
- 会社から基本情報を取れというプレッシャーが無くなる
持っているだけで就職や入試に有利になり、将来の収入にも大きく影響するでしょう。
特に学生の内から基本情報技術者試験を持っておくと、持っているだけで一目置かれる、大きな影響力がある資格となります。
またくれぐれも覚えておいてほしいのが、
「基本情報技術者試験は学生の内に取得しておくと得!!」という話。
社会人になって基本情報を取得するようになると、厳しいスケジュールで勉強を進めるようになるため注意してください。
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