
基本情報技術者試験ってどのくらい難しいの?
基本情報技術者試験を受験しようと思っている人からよく聞かれる質問です。
はっきりと言います。
基本情報技術者試験は、へたな大学入試問題より難しく、
20~30時間程度勉強したぐらいでは合格できない資格です。
また同じ情報処理試験の部類に入る、
ITパスポートと比較すれば、2~3段階ほど明らかにレベルが高いため、
学生の皆さんは試験問題を初めて見ると、とても難しく感じるでしょう。
そこで今回は、そんな基本情報技術者試験の難易度について解説をします。
基本情報技術者試験は、合格率2~3割の難しい試験です。
実際に仕事に就いている社会人や現役のプログラマーでも、
落ちる可能性が十分に考えられる試験となっています。
しかし基本情報技術者試験は、
努力さえすれば誰でも合格に手が届く試験であるのも間違いありません。
だからこそ、これから試験を受けようと思っている人は、

努力すれば合格できる!
と思って、諦めずに勉強を進めてください。

基本情報技術者試験は、
“基本”という単語が付いている通り、
努力すれば誰でも合格に手が届く資格だよ

ちなみに数学の知識も、英語の知識も元から持っておく必要は無い。
詳しくは以下のページをチェックしてみてくれ


・基本情報技術者試験はへたな大学入試問題より難しい
基本情報技術者試験で出題される問題は、
大学入試で出題される問題より難しい場合があります。
例えば、以前大学入試センター試験で採用されていた
「数値計算とコンピュータ」という問題がありました。
しかし基本情報技術者試験では、
その問題を、より専門的に、より難しくした問題が出題されます。
もちろん、すべての試験問題を大学入試の問題と比較はできませんが、
問題によっては大学入試で出題される問題より難しい問題が出題されると覚えておいてください。
また基本情報技術者試験では、単純な情報数学だけでなく、
・プロジェクトマネジメント
・経営戦略
・法務に関しての知識
といった様々な知識が要求されるという特徴もあります。
他にも基本情報技術者試験の鬼門と呼ばれる
アルゴリズムやプログラミングも出題されるため、幅広い知識が必要になるでしょう。

基本情報技術者試験は、
業務経験がある人でも合格率が低い、難しい試験だね

ちなみに以下の記事でもまとめているが、
基本情報技術者試験における合格者は、毎年2割から3割程度。
そう簡単に合格できる試験じゃないぞ


基本情報技術者試験は、
“基本”なんて名前が付いている試験だけど、
“技術者”を対象にしている難しい試験でもあるから注意してね
・ITパスポートや応用情報技術者試験との比較
基本情報技術者試験には、
下位の資格にITパスポート、情報セキュリティマネジメント
上位の資格に応用情報技術者試験という試験があります。
その3つの試験を基本情報技術者試験と比較して、
偏差値のような形で表すと、
・情報セキュリティマネジメント(40)
・基本情報技術者試験(50)
・応用情報技術者試験(65)
といった具合になります。
ちなみにITパスポートと応用情報技術者試験は、
試験範囲が基本情報技術者試験とほぼ同じです。
難易度を決定しているような形になっています。
また情報セキュリティマネジメントについては、
基本情報技術者試験のセキュリティ問題を、より詳しくした問題が出題されます。
そのため情報セキュリティマネジメントの午後試験では、
より実践的で、よりセキュリティに関する知識が必要になるでしょう。

ちなみに以下のページでは、
情報セキュリティマネジメントとITパスポートを
より詳しく比較した内容を掲載しているよ



基本情報技術者試験、ITパスポート、
情報セキュリティマネジメント。
それぞれ問題の難易度や試験範囲となる内容が違うから、
しっかりと頭に入れておいてくれ
・基本情報技術者試験と比較されやすい資格について
基本情報技術者試験の難易度を知りたい人の中には、
他の資格と比較してどのくらいの難易度になっているか?
というポイントが気になっている人がいるかと思います。
そこでいくつかの資格を、基本情報技術者試験と比較してみました。
例えば先ほどと同じく基本情報技術者試験の偏差値を「50」とすると、
・情報処理技術者能力認定試験1級「40」
・情報処理検定試験1級「25」
・日商簿記2級「45」
(数字が高くなるほど難しい)
といった具合になっています。
他業種の資格であり問題内容も違うため、
単純な比較にはなっていませんが、ある程度の指標として頂ければ幸いです。

ちなみに自動車免許とか、その辺の一般系資格と比較すると、
基本情報技術者試験はどのくらい難しいんだ?

さすがに自動車の免許よりかは、
基本情報技術者試験の方が難しいよw
でも他業種とか、ITとは全く無縁の資格になると、
単純な比較はできないかな

あくまでも参考程度に考えないとダメだな
まとめ
基本情報技術者試験を難易度で考えると
・応用情報技術者試験「60」
・情報セキュリティマネジメント「45」
・ITパスポート「35」
・他の試験との比較
・.com Master ADVANCE「40」
・情報処理技術者能力認定試験1級「40」
・情報処理検定試験1級「25」
・日商簿記2級「45」
(数字が高くなるほど難しい)
といった具合になっています。
ちなみに本サイトでは、
基本情報技術者試験を合格するためには、どのくらい勉強時間が必要なのか?
というポイントを解説しています。

これから挑む試験がどのくらいの難易度になっているか?
そして勉強のスケジュールを立てる上で、
重要な指標と言えるため是非ともチェックしてみてください。
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