あなたは基本情報技術者試験に合格している多くの人は、
情報処理の経験が少ないという事実をご存知でしょうか?
また情報処理の経験が
1年未満の人の合格が合格者全体の中で最も多いという情報を知っているでしょうか?
基本情報技術者試験の合格率には、上記のようなちょっとした秘密が隠れているようです。
基本情報技術者試験は、プログラミングの経験が浅いから合格できない。
いいえ! 違います!
プログラミングの経験が浅い人でも無い人でも、合格はできるし、合格者は大量にいる。
これが基本情報技術者試験の真の姿です。

基本情報技術者試験は、IT分野の登竜門的な資格だから、経験が無くても十分に合格できるようにできているよ

でも合格できるかは、本人の努力次第だがなw

そうだね。合格できない人の共通点として、特定の分野の勉強をしていないとかが目立つからね

結局のところ、経験年数は関係なく、どれだけ勉強できたかっていうポイントが一番重要だぞ
・合格率が一番高いのは経験年数1年未満の35.2%

基本情報技術者試験の合格率が一番高いのは、意外にも経験年数1年未満の受験生です。
経験年数1年未満の合格率は、
なんと35.2%!
35.2%という合格率は、全体の合格率27.7%を大幅に超える合格率であり、1826人も合格者が出ています。
ちなみに合格率第2位は、
経験年数2年未満の32.3%。
合格率が30%を超えているのは、1年未満と2年未満だけであり、合格率が高いほど、経験年数が少ないといったデータがあるようです。

経験年数が1年未満の合格率35.2%ってかなり高いよね

だからみんなも自信を持って試験に挑んで良いと思うぞ
・合格率と経験年数は比例しない

基本情報技術者試験の合格率は、経験年数が増えれば増えるほど、合格率が上がるという訳ではありません。
その証拠に経験年数が6年以上8年未満までは、合格率が29.8%と高い数字が出ていますが、8年以上10年未満になると、急に合格率が24.0%と減少します。
10年以上12年未満では、22.3%。
12年以上14年未満では、23.1%というように、経験年数が長くても合格率が高いという訳ではないようです。

経験年数が長くなればなるほど、合格率が高い訳でもないと思ったが、まさか1番高い合格率から、10%以上も合格率が低いとはな

勉強できる時間が多い世代の方が、合格率が高いのかな?

プログラミングという分野を知ってしまっている、といった先入観による難しさもあるかもな

基本情報技術者試験で書かれているプログラムなんかは、それこそ基本中の基本って感じの書き方をしているからね。ある程度経験があると、改善点とかが目について集中できないかもね
・経験なしの合格率は27.9%

経験年数による合格率を見てみると、一番意外なデータは、
プログラミングや情報処理の経験がない人の合格率が27.9%というデータでしょう。
プログラミングや情報処理の経験がない人の合格率27.9%という数字は、経験年数8年以上10年未満の合格率、24.0%を大きく超える数字です。
また全体の合格率27.7%から見れば、ほとんど変わりがないといった驚愕のデータもあるようです。
そのため情報処理やプログラミングの経験が無い人でも、自信を持って試験に臨んでください。

基本情報技術者試験は、経験年数が少ないほど合格しやすい試験なのかな?

確かに経験年数が少ないほど、合格しやすいと言えるかも知れないが、それでも3割程度しか合格できないのだから、しっかりと勉強をしてから試験に臨む必要があるぞ

どちらかと言えば、勉強時間を確保できている人が合格していると言った方が正しいのかもね

だから勉強時間を確保しやすい学生の人は、是非とも基本情報技術者試験の受験を考えておいたほうが良い。
まとめ
基本情報技術者試験は、プログラミングや情報処理の経験が少ないほど、合格しやすい試験なのかもしれません。
- 合格率が一番高いのは、経験年数1年未満の35.2%
- 合格率と経験年数は比例しない
- 経験なしの合格率は27.9%
また実務経験が多いほど、合格率が低いというポイントを合わせて考えてみると、
- 勉強時間が取れるかどうか
- プログラミングや情報処理に対して変な先入観がないか
といったポイントが重要になるでしょう。
ちなみに基本情報技術者試験には、以下のページに書かれているようなメリットがあります。

情報という分野にこれから挑もうと思っている人は、是非ともチェックしておいてください。
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