
試験直前だけど、
今まで通り勉強しておいて良いのかな?・・・
今回はそんな疑問にお答えして、
試験直前には何を勉強するべきか?という点を解説したいと思います。
ズバリ基本情報技術者試験の直前は、詰め込まない勉強がおススメです。
試験直前というのは、どんな試験であっても必死に勉強したくなります。
しかし勉強する内容や方法を間違えると、
内容を覚えるどころか、集中力が無くなったり体調を崩したりで逆効果です。
だからこそ、勉強する範囲を絞る、勉強する内容をシンプルにする
といった工夫が必要になります。

ところで基本情報技術者試験の直前って、
どのくらいの時期になるんだ?

そうだね。
今回想定した状況は、試験1日前~3日前とかになるかな。

1日前~3日前か。・・・
できる勉強は限られるな

うん。でも時間が無いからといって、
焦って勉強するのは逆効果だから気をつけようね
・やるなら午前試験の復習か用語の暗記
試験直前で勉強をする場合は、
午前試験の過去問題を復習する、覚えた用語を再確認するといった軽い勉強がおススメです。
なぜ午前試験の過去問題を復習する、
覚えた用語を再確認するといった軽い勉強をおススメするのか?
それは軽い勉強で勉強を終わらせて、心の余裕を作り、
試験へ万全の状態で挑むといった点が、
長丁場の基本情報技術者試験ではとても重要だからです。
また午後試験の内容を勉強する場合、
基本的には過去問題の復習程度に勉強を抑えておく必要があります。
なぜ午後試験の勉強を過去問題の復習程度にしておくのか?
その理由はズバリ、基本的に午後試験の勉強は、
1週間や2週間といった長いスパンで勉強しないと身に付きにくいといった点が挙げられます。
特に1問目から7問目の選択問題、8問目のアルゴリズムといった分野は、
直前になって必死に勉強しても中々効果が出にくい分野となっています。
午前試験の復習や用語の暗記を中心に勉強を進めて、
用語の内容を把握した方がよほどプラスになるでしょう。
だからこそ基本情報技術者試験の直前は、詰め込み過ぎない勉強をおススメします。
試験直前は本来、
・交通費の確認
・持ち物のチェック
といった時間に充てるべきです。
だからこそ試験直前は、
心の余裕を持って、各種確認作業ぐらいの勉強量に抑えておいてください。

ちなみに基本情報技術者試験で必要な持ち物は、
以下のページにまとめてあるから、気になる人はチェックしてみてね



試験直前の場合、
できる限り荷物のチェックや試験会場の確認に重点を置いて、
勉強はほどほどにしておこうな
・プログラミングの勉強をやっていないor自信が無い人向け勉強法

プログラミングの勉強をやっていない・・・

プログラミングに自信が無い・・・
そんな人場合は思い切って選択するプログラミング言語を、
アセンブラ言語に変えてしまう方法をおススメします。

試験直前でプログラミング言語をアセンブラに切り替える場合、
重要となるのは、どれだけアセンブラ言語仕様を把握できるかというポイントです。
そのため試験直前にアセンブラ言語の勉強をする際には、
・過去問題を答えと仕様書を見ながら解いていく
・最後の仕上げに、過去問題を一通り自力で解く
といったやり方がおススメとなります。
ちなみに勉強の優先順位は、
過去問題の復習よりアセンブラ言語の仕様を把握する方が上です。
しかし過去問題の復習に関しても、
問題のレベルに慣れる、プログラムに慣れる
といった重要な目的があるため手を抜かないようにしましょう。
また以下のページでは、
アセンブラ言語の問題を解くためのコツについて解説しています。

少しでも問題をスムーズに解きたい人は、是非ともチェックしておいてください。

アセンブラ言語って、そんなに覚えるのが簡単なのか?
なんかプログラムの仕様って、
1日や2日で覚えられないイメージがあるんだが

基本情報技術者試験で出題されるプログラミング言語の中では、
間違いなく覚えるのが簡単な言語だよ。
覚えるべき命令文も30個を切るぐらいだからね

ふむふむ。

ただいくら簡単と言っても、
1日や2日でプログラムの内容を覚えようとするからには、
必死になって勉強に取り組む必要があるよ。
しかも難しい問題が出題された時には、
解答を諦める必要も出てくるだろうね

なるほど。
まあそう甘くは無いって事か。・・・
・アルゴリズムはどうするべきか?

今までアルゴリズムの勉強をしてこなかったけど、
試験直前でも可能な勉強法は無い?
試験直前になると必ずこんなことを考える人がいます。
ですが正直言って、アルゴリズムの勉強は、
1日や2日でどうこうできる内容ではありません。
何故ならば、アルゴリズムの問題において簡単な問題を答えるだけでも
以下のような内容が頭の中に入っている必要があるからです。
・配列の仕様
・問題文とプログラムを関連付ける読解力
・データを当てはめて、プログラムを追える能力
・基礎的なロジック
だからこそ試験の直前においてアルゴリズムの勉強をする際には、
今まで勉強した内容を確認する程度の勉強に留めておいた方が良いでしょう。
しかしそれでも、アルゴリズムの勉強をしたい! という人がいるかと思います。
そんな人には、
・配列の仕様を覚える
・問題文とプログラムを関連付ける
以上の内容を勉強してみてください。
ちなみになぜ仕様を覚えたり、問題文とプログラムを関連付ける勉強をするのかというと、
アルゴリズムの問題の中には時折、
問題文とプログラムを関連付けるだけで解答できる問題が出題されるからです。
そのためどうしてもアルゴリズムの点数が稼ぎたいという人は、
仕様を把握する、問題文とプログラムを関連付ける
といった基礎的な内容を身に付けて、試験に挑むようにしてください。

ちなみに注意しておくけど、
アルゴリズムの基礎的な内容を身に付ける勉強は、
あくまでも付け焼刃だから、過度な期待は禁物だよ

ただそんな付け焼刃でも1問~2問、問題を正解できる時がある。
だから諦めずに勉強するというポイントも忘れないようにしてくれ


・苦手な問題、間違っている問題を復習する
試験直前の場合、残された時間はとても限られます。
だからこそ、できる問題を確認するような勉強より、
間違っている問題や苦手な問題に絞って勉強する方が良いでしょう。
間違っている問題や苦手な問題を勉強する場合は、
一度の復習で覚えるのではなく、繰り返し解く勉強をおススメします。
また間違えた問題の端に間違えた回数をメモして、
問題のヒントを出すように補足説明を書き加える方法を勉強に取り入れましょう。
更に間違えた数に比例して補足説明を増やすと、
効率よく暗記できるようになるため是非とも試してみてください。

試験まで残された時間が少ない場合、
できる問題に見切りをつけるといった、割り切りが重要になるね

そもそも移動時間や準備する時間を含めると、
勉強に使える時間なんて極僅かだ。

だからこそ、限られた時間を大切に
覚えられる範囲だけを確実に覚えるようにして、試験に備えてね
まとめ
今回は基本情報技術者試験の直前は、何を勉強するかというポイントを解説しました。
・プログラミングに自信が無い人は、アセンブラの勉強がおすすめ
・アルゴリズムの勉強は、勉強してきた内容の確認程度にしておく
・苦手な問題、間違っている問題を復習する
試験前日や直前というのは、気持ち的には平常心を保ちにくく、焦ってしまうものです。
しかし間違っても、試験前日や直前に徹夜なんてしてはいけません。
何故ならば基本情報技術者試験の試験時間は、
午前と午後を合わせて、300分も有るからです。
しかも移動時間を含めたら、家から出る時間に関しては朝の6:00になるかも知れません。
だからこそ覚えられる問題や用語を絞って勉強して、翌日の試験に備えましょう。
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