
プログラムの勉強とかしたことないけど、
基本情報技術者試験ぐらいなら合格できるでしょ!
いいえ、基本情報技術者試験はそんな甘い試験ではありません。
基本情報技術者試験の合格率は、20~30%。
生半可な勉強では返り討ちに合う試験です。
しかも情報処理の経験が無い人は、更に用心して試験に挑むべきと言えるでしょう。
そこで今回は、未経験から基本情報技術者試験を受ける場合の
注意点と合格するためのポイントについて解説します。
目次
基本情報技術者試験の勉強は、
大抵の人は一度挫折を経験するほど、難しいものとなっています。
特に未経験で基本情報技術者試験の勉強を始めた人は、
アルゴリズムの勉強でほぼ間違いなく挫折を味わうようになるでしょう。
だからこそ基本情報技術者試験の勉強は、早い段階でスタートしておく必要があります。
できる限り早く勉強を進めてスケジュールに余裕を作っておくのが、
基本情報技術者試験に合格する第一のコツとなっています。

未経験者の人に言っておくけど、
基本情報技術者試験という試験は、本当に難しいよ。

それこそプログラミングの経験が有る人や現役のプログラマーでさえ
不合格になる可能性が十分にあるからな

でも未経験の人でも、合格する可能性はゼロじゃないし、
むしろ未経験の方が合格率が高いというデータもあるよ。
だから心配せずに勉強に集中してね
・基本情報技術者試験の概要を確認しておく
まず基本情報技術者試験の勉強を始める前に、
基本情報技術者試験の概要について確認しておきましょう。
詳しくは以下のページをチェックしてください。


基本情報技術者試験の概要について
何か初心者の人が気をつけるべきポイントはあるか?

試験申し込みの日程とか申し込み方法かな。
特に基本情報技術者試験の申し込み日は、
念入りにチェックしておいた方が良いね。

気がついたら試験の申し込みが終わっているなんて、
想像したくもないな
・英語と数学の経験は、有っても無くてもOK
基本情報技術者試験は、
英語と数学の経験は必要ありません。
何故ならば、
英語は、中学生英語の英単語。
数学は、「+」「-」「×」「÷」といった
四則演算や分数や小数、方程式ぐらいができれば十分だからです。
だからこそ

私、数学が苦手・・・

英語は中学で諦めた・・・
なんて人も自信を持ってください。
基本情報技術者試験は、英語や数学が苦手な人でも、
努力さえすれば合格が十分に見込めます。

英語と数学の経験は、
試験において有利になるかも知れないが、必須ではない。

数学と英語における経験の必要性については、
以下のページで詳しく解説しているから、
数学と英語に自信がないという人は是非ともチェックしてみてね


・初受験の合格率は、かなり低いと考えておく
基本情報技術者試験は、誰でも努力すれば合格できる試験です。
しかし決して、試験が簡単という訳ではありません。
何故ならば基本情報技術者試験の合格率は、20~30%程度になっているからです。
しかも未経験者なら、更に勉強時間が必要で難しいと考えておいてください。
一つ経験上の話をすると、
私が学生の時に基本情報技術者試験を学年単位で受ける状況がありましたが、
試験に合格できたのは片手で数えられる程度。
学年の人数が大体50~60人だったので、合格率は10%を切っていた程です。
そのため基本情報技術者試験を初めて受けるという人は、
覚悟を持って勉強に集中してください。
基本情報技術者試験の合格は、生半可な努力では成し遂げられません。

ちなみに基本情報技術者試験の合格率については、
以下のページにまとめてあるぞ


今でこそ合格率は20~30%程度だけど、
昔はもっと低かったんだよね

いや、昔は昔で低すぎると思うぞw
合格率一桁なんて状況も有ったからな
・勉強は、最低でも3ヶ月前から始める
基本情報技術者試験を初めて受ける場合、
3ヶ月前ほどを基準に勉強を始めてください。
何故こんなに早い段階に勉強を始めるかという理由についてですが、
それは基本情報技術者試験の試験範囲が広いという一点につきます。
また基本情報技術者試験の勉強は、
後半になるほど時間が掛かるものが多いため、できる限り早めに勉強を始めないと、
後になって勉強時間が足りないといった状況に陥るため注意しましょう。
勉強を開始するリミットが3ヶ月程度となります。
ちなみに基本情報技術者試験の試験範囲は、
基礎から丁寧に勉強すると半年程度の時間を要します。
その勉強範囲を基本情報技術者試験に特化しても、
かなりの勉強時間が必要になるため、
できるだけ早く勉強を始めるようにしてください。

ちなみに基本情報技術者試験の勉強時間については、
以下のページを参考にしてね


またスケジュールの作成については、
以下のページにまとめてあるからチェックしておこう

・午前試験も午後試験も勉強のベースは、過去問題の復習
基本情報技術者試験の基本は、過去問題の復習です。
午前試験も午後試験も、過去問題の復習をベースに勉強を進めましょう。
ちなみになぜ過去問題を学習の中心にするのかというポイントについてですが、
まず午前試験は過去問題からの出題が多いからです。
詳しくは以下のページに載せています。

そして午後試験に関しては、
問題のレベルに慣れる、長文に慣れる、プログラムを読む練習をするといった目的で、
過去問題の復習をしてください。
あとは過去問題をどれだけこなしたかというポイントが重要です。

ちなみに過去問題の復習に関しては、
どのくらいの量が目安になるんだ?

詳しくは以下のページに載せているけど、
大体5年分の過去問題を3周程度が最低限の勉強量になるかな。
あとは問題の理解度に合わせて、復習する量を調整すると良いよ

・プログラミング言語は、未経験ならアセンブラ言語がおすすめ

プログラミングなんてやったことない・・・
そんなことを考えていて、プログラミング言語の選択に迷っている人は、
アセンブラ言語という言語がおススメです。
アセンブラ言語という言語の特徴を挙げるのであれば、
・問題が簡単
・テスト環境を揃えるのが簡単
・プログラムの基礎覚えるのに使える
といった特徴があります。
詳しくは以下のページにまとめてありますが、
プログラミング言語に迷っている初心者なら第一の選択肢として頭に入れておきましょう。


ちなみに各種プログラミング言語の特徴に関しては、
以下のページをチェックしてみてね


選ぶ言語によって、
問題の難易度や習得しやすさが変わるから注意してくれ
・アルゴリズムの勉強には、勉強時間をたっぷり残しておく
基本情報技術者試験の鬼門は、プログラミングだけではありません。
アルゴリズムも受験生を悩ませる一端と言えるでしょう。
そんなアルゴリズムの特徴は、以下の通りになっています。
・問題を解くのに時間が掛かる
・勉強を進めるのにも時間が掛かる
上記の理由によりアルゴリズムの勉強には、
他の勉強を早めに済ませて、
アルゴリズムのために多くの時間を残しておく必要があります。

ちなみにアルゴリズムの勉強法やコツについては、
以下のページにまとめてあるよ



アルゴリズムの勉強に入ったら、
是非ともチェックしてみてくれ
まとめ
今回は未経験から基本情報技術者試験を受ける際の
注意点や勉強法について解説しました。
・英語と数学の経験は、有っても無くてもOK
・初受験の合格率は、かなり低いと考えておく
・勉強は最低でも3ヶ月前から始める
・午前試験も午後試験も勉強のベースは、過去問題の復習
・プログラミング言語は、未経験ならアセンブラ言語がおすすめ
・アルゴリズムの勉強には、勉強時間をたっぷり残しておく
基本情報技術者試験を未経験で受験する場合、
特に大事なのは勉強の開始時期です。
もしかしたら勉強を開始する期間が3ヶ月前と聞くと、

早すぎないか?
といった感想を持つ人もいるでしょう。
しかし基本情報技術者試験は、
未経験の人が少しの勉強で一発合格できるほど甘い試験ではありません。
だからこそ未経験の人は、思ったよりも勉強に時間が掛かるという前提で勉強を進めてください。
あとはできる限りスケジュールを前倒しして勉強を進めましょう。
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