表計算は意外に苦戦する。表計算を選択する際の注意点とは?

表計算
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あなたは基本情報技術者試験の午後問題の言語問題は、
何を選ぼうとしていますか?

もしかしたら、見た目で楽そうだからといって、
安易に表計算を選ぼうとしていませんか?

でもその考えは非常に危険です。

何故ならば表計算というプログラミング言語は、
問題の前半と後半で、難易度が大きく異なるからです。

そこで今回は、
基本情報技術者試験における表計算の注意すべきポイントを紹介します。

 

表計算はJavaやC言語に比べれば、身近で勉強が始めやすい分野です。

また表計算問題の前半だけを見ると、
Excelをやったことのある人なら簡単と思えるでしょう。

しかし表計算は、勉強しなくてもできるかと思いきや、
ちゃんと勉強しないとかなり危険な分野でもあります。

特に問題の後半で出題されるマクロ問題は、
初心者ならば問題を読み解くことすら困難な難しい問題であるため注意が必要です。

出典および参考資料:
今回の記事は、IPA(情報処理推進機構)の過去問題より
問題を引用・出典しております。
また解説の必要性に応じて、問題を抜粋・加工して掲載しております。

 

シロ
シロ

学生の人は、
プログラミング言語でよく表計算を選んでいるね

チョコ
チョコ

プログラミング経験が無い人だと、
大体表計算をおすすめされるからな。

でも、表計算を嘗めてかかると痛い目を見るぞ

シロ
シロ

問題の難易度に幅がある、
加えてうっかりミスが発生しやすい点も表計算の特徴だと思うよ。
ただその分、表計算という分野が始めやすい、
プログラムを試しやすいっていう長所もあるね。

チョコ
チョコ

そもそも勉強しているのは、
基本情報技術者試験の中でも難関とされるプログラミング言語。
だから油断せずに、ちゃんと勉強に取り組んで試験に挑もう!

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・表計算はうっかりミス多発地帯

表計算はうっかりミスが発生しやすい分野です。

なぜうっかりミスが発生しやすい分野であるかというと、

・データを格納しているセル
・関数や演算子
・セルを記述する順番

など注意すべきポイントが多いからです。

例えば以下の選択肢をご覧ください。

出典:基本情報技術者試験 平成27年春期 午後試験 問13より抜粋

こちらは平成27年春期試験にて出題された問題の選択肢ですが、
見た瞬間に「長いよ…」とぼやきを言いたくなるような内容になっています。

 

また表計算の問題にも出てくる関数を含んだ計算式は、

・関数
・セル
・演算子

という要素を多く含むため、1つの式が長くなりやすいのも特徴です。

更に長い式から、
関数を理解して、細かい演算子やセルの番地を読み取った上で
問題に答える必要があるため、うっかりミスが発生しやすいと言えます。

 

以上の点を踏まえて表計算においてうっかりミスをしないためには、
1つ1つの式やプログラムを丁寧に読む
というポイントが重要です。

式やプログラムの全体をサッと見るような感覚ではなく、

・式で使われているセルの内容
・セルの番地
・関数の引数
・関数の内容

といったポイントを丁寧に読んで、うっかりミスがないように気をつけてください。

 

シロ
シロ

表計算は、1つ式でいろいろな処理をやろうとするから、

関数やセルが絡み合った複雑で長い式になりやすいね

チョコ
チョコ

基本情報技術者試験で出題される問題は、
Excelのようにセルや式ごとで色分けなんてされていない。
だから計算式が読み取りづらく、時間が掛かりやすい

シロ
シロ

他のプログラミング言語も、時間が掛かる問題は多いけど、
表計算は特に時間が掛かりやすいよね。
単純に読みにくいといった特徴に、
うっかりミスが発生しやすいという特徴が混じるからね。
本当に厄介だよ。・・・

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・表計算は時間食い虫

演算子やセルの番地が絡み合った長い式。

表計算で出題される長い式は、うっかりミスをしてしまうだけでなく、
解くのに時間が掛かるという点も忘れないようにしましょう。

 

また問題に使われている式だけじゃなく、
問題の選択肢になっている式も長く似たような式ばかりです。

出典:基本情報技術者試験 平成28年秋期 問13より抜粋

こちらは平成28年秋期試験にて出題された問題の選択肢ですが、
パッと見ると、内容を見間違えてしまうほど酷似しているのが分かると思います。

また表計算は、式によって複数のセルが式に含まれているパターンもあるため、
問題を素早く解くのが難しくなっています。

もちろん表計算の鬼門であるマクロも時間が掛かるため注意が必要です。

 

だからこそ表計算を選ぶならば、
試験時間を意識した勉強」を進めていきましょう。

・式やプログラムを素早く読むために過去問題を多く解いて、問題に慣れる
・問題を解く際に制限時間を決めて練習をする

といった方法を使って、
問題を解くまでの時間を短縮できるようになってください。

 

チョコ
チョコ

表計算は、解答に似たような選択肢が多すぎるんだよ。・・・

嫌がらせを受けているように感じるぞ

シロ
シロ

まあそういった状況は他の問題でもよくあるけど、
表計算の場合は単純に、
一文字の違いで計算式の意味が全く違う場合があるからね。
逆にエラーが発生してくれれば楽だけど・・・

チョコ
チョコ

ちなみに以下のページでは、
試験時間を節約するちょっとしたテクニックを紹介している

試験中に使える小技4選。点数アップと試験時間の節約に使えます
試験時間の節約に点数アップに! 知っているのと知らないのとでは確実に差が付く、試験中に使える小技を紹介します。
基本情報技術者試験におけるマークシートの注意点とテクニック
基本情報技術者試験のマークシートの記入における意外に発生しやすいミス。あなたは当てはまってはいませんか?
シロ
シロ

試験時間を少しでも短縮したいと思っている人は、
是非ともチェックしてみてね

 

・絶対参照や演算子に注意

表計算では、関数や計算式の中に「+」や「≧」といった演算子が混じり込んでいます。

この演算子には、処理の順番を決める優先順位が決められており、
表計算における基礎中の基礎であるため注意が必要です。

 

また計算式に時折混じる「$」にも注意しましょう。

「$」はセルの番地にくっつくと、絶対参照といった処理が実行されます。

絶対参照は、有るか無いかでセルに対する処理が大きく異なるため、
注意して問題を進める必要があります。

更に言うと絶対参照は、試験に出やすい内容でもあるため、
絶対参照が苦手だという人は要注意です。

 

シロ
シロ

表計算に出題される計算式は、
「+」「≧」「$」といった細かい記号に注意しよう!

チョコ
チョコ

記号が付いているか、記号が逆になっていないか、
セルの番地は正しい位置を参照しているか、
チェックするポイントは山ほどあるぞ!

シロ
シロ

個人的には、絶対参照の数に注意した方が良いと思う。
「$」一個の違いで、全く違ったセルを参照するからね

チョコ
チョコ

俺は処理の順番だな。
演算子の優先順位は、普通にExcelを使っていても重要な要素だから
覚えておいて損はないぞ

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・関数は簡単 マクロはかなり難しい

表計算の前半に出題される関数を中心とした問題は、
長く読み取りづらい問題とはいえ、難易度自体は低めです。

しかし、前半の問題だけを見て表計算を選んでしまうと、
後半のマクロ問題に絶望します。

 

なぜなら表計算のマクロ問題は、
問題が簡単ならばアルゴリズム、
難しければC言語の問題に匹敵するほど難易度が高い
からです。

また表計算のマクロ問題を解く基準として、
アルゴリズムの問題を答えられるようになって、
ようやくマクロの問題に手が付けられる程度と覚えておいてください。

 

ちなみにマクロ問題は、表計算における他の問題と同じように、
選択肢に似たような内容が多いため、問題を解くのに時間が掛かります。

問題自体も難しく解くのに時間が掛かる

上記の2点は、表計算を選んで勉強する上で、
覚えておくと勉強に対する姿勢が変わるため、是非とも意識するようにしてください。

 

シロ
シロ

マクロは表計算問題の中でも他の問題と比べて、

2段階ぐらい難易度が違うから勉強時間を多めに確保しよう

チョコ
チョコ

いくらなんでも、前半の関数問題と後半のマクロ問題と
問題の難易度が違い過ぎるんだよ!
もうちょっとバランスを取ってほしいよな。
だからといって、前半の問題が難しくなったら嫌だが・・・

シロ
シロ

そこまで不満があるのであれば、選ぶ言語を変えるしかないね。
試験までの時間が無いのであれば、
根気強く勉強するしかないけど・・・

チョコ
チョコ

はぁ。・・・
って感じだな。

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・2020年の試験より配点がアップする

基本情報技術者試験では、
2020年の試験からプログラミング言語の配点が、
20点→25点へとアップします。

もちろん表計算も改正の対象に当たる分野であるため、
今後より重要性が増す分野と言えるでしょう。

 

また表計算の前半で出題される関数の問題だけを答えて、
後半のマクロ問題をスルーするなんて戦略を取っていると、
痛い目を見る可能性が高くなります。

だからこそ今後表計算を選ぼうとしている人は、
関数だけでなく、マクロの問題もキッチリ答えられるように勉強して、
試験に挑む必要があると考えておきましょう。

 

シロ
シロ

配点が20点ならともかく、
25点になっていると、マクロ問題を落とすのは致命的だね

チョコ
チョコ

他の問題は配点が下がっているからな。
だからアルゴリズムの難しさを考えると、
プログラミング言語では、
満点に近い点数を取る必要が出てくるだろうな

 

まとめ

表計算は、問題で出題される内容が複雑であるため、

・表計算を勉強する際は、1つ1つの式やプログラムを慎重に読み解く
・試験時間を意識した勉強をする

・絶対参照や演算子に注意して、優先順に注意する
・表計算の問題はマクロからが本番と考える
・2020年の試験より配点がアップする

 

表計算は、プログラミングの初心者が取り組みやすい分野であるのは間違いありませんが、
嘗めてかからないように肝に銘じてください。

学生向きだと思って手を抜いて勉強を進めると、
いざ本番になって、問題が全く分からないなんて事態が発生するかも知れません。

 

ちなみに以下のページでは、
表計算の問題を解くためのコツについて解説しています。

基本情報技術者試験の表計算問題を解くための"コツ"について
表計算の問題をスムーズに確実に解くためのコツについて解説しています。ミスが発生しやすく、初心者が躓きやすい表計算の問題を解くために参考にしてください。

表計算の点数アップに、試験時間の節約に使える情報となっているため、
気になる人は是非ともチェックしてみてください。

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