レビュー『独習Python』

参考書のレビューと評価
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総合評価・・・3.5

本書はこんな人におすすめ

  • Pythonを一から勉強しようと思っている人
  • プログラミングに対して多少なりとも知識が有る人
  • 将来を見越してPythonの勉強をしたい人
評価項目
  • 分かりやすさ・・・3.5
  • 問題の量と質・・・本書は試験対策本ではありません
  • 学習できる範囲・・・Python
  • 本のサイズ・・・B5程度(18.2×25.7cm)
  • 付録の種類・・・特になし
  • 電子書籍・・・あり

まず初めに言っておきますが、『独習Python』は試験対策本ではありません。

ただPythonが基本情報技術者試験で採用されて間もなく、参考書が出そろっていない状況を鑑みると、『独習Python』のような分かりやすい参考書は貴重です。

そのため独学でPythonの勉強を進めるなら、『独習Python』は十分におススメできる参考書と言えるでしょう。

 

ちなみに『独習Python』における特長は、ズバリ分かりやすさ。

プログラムを簡潔で分かりやすい解説、直感的で理解しやすいイラストで説明しています。

ただ『独習Python』にも、
学習を進める上で勉強をする手が止まってしまうような問題があるようです。・・・

シロ
シロ

『独習Python』は、今後就職とかでPythonを使う人におススメできる参考書だよね

チョコ
チョコ

基礎的な内容だけでなく、少し応用したプログラムを使うような内容も学習できるからな

シロ
シロ

ただその応用編となるプログラムは、基本情報技術者試験の範囲をかなり超えているから、初心者が学習するには根気が必要かもね・・・

チョコ
チョコ

まあ試験に合格した後、本気でPythonが必要になるかどうかで、使い分けをすれば問題はないぞ

『独習Python』の評価と解説

分かりやすさ・・・3.5

『独習Python』は、丁寧で分かりやすい説明が特長となっています。

特に素晴らしいポイントは、
プログラムで使われるような専門的な用語を使わずに、初心者にも分かりやすく説明している点です。

そのため基本情報技術者試験を勉強するまでなら十分に用は足りるでしょう。

 

ただ『独習Python』にも以下のような問題があります。

  • プログラムを実行しながら学習を進めないと分かりづらい(特に後半)
  • プログラム中の中略と書かれている箇所が分かりづらい
  • ディレクトリやコマンドプロンプトの知識が有る前提となっている解説がある
  • 第7章の標準ライブラリの部分から内容が難しくなる
  • まだ習っていないような関数などが出てくる

特に第7章の標準ライブラリの部分から、いきなり内容が難しくなる点は、プログラミングの初心者が理解するのはかなり難しい内容であるため、勉強をする手が高確率で止まります。

またディレクトリやコマンドプロンプトの知識が有る前提となっている点も、初心者が勉強を始める段階で躓く一因となるため、予め基本情報技術者試験の勉強を進めておいた方が良いでしょう。

問題の量と質・・・本書は試験対策本ではありません

『独習Python』は、試験対策本ではありません。

そのためサンプル問題や予測問題はなく、本書の学習とは別に試験対策用の勉強が必要になります。

ただ学習の区切りとなる各章の末尾には、学習した内容を確認する問題が載せており、プログラムの穴埋めや実際にプログラムを立てるといった要素もあるため、ある程度試験対策として活用できると思います。

 

ちなみに問題の解説は、必要な分を最低限だけといった感じです。

実際に内容を見てみるとあっさりとした印象を受けるかと思いますが、プログラムを同時進行で作るような内容になっているため、理解するのが難しいという訳ではありません。

また学習してきたページを振り返れば理解はできるため、説明不足に陥るという状況にはならないはずです。

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学習できる範囲・・・Python

『独習Python』は、試験対策本ではありませんが、基本情報技術者試験で出題される範囲を網羅した参考書です。

また参考書の50~75%程度をこなせば試験範囲に手が届くため、全てこなす必要はありません。

ちなみにプログラミングとしては難しい内容である非同期処理も学習範囲に含まれているため、将来を見越すならできる限り学習を進めてみるのが良いでしょう。

本のサイズ・・・B5程度(18.2×25.7cm)

『独習Python』は、基本情報技術者試験の対策本でよくあるA5サイズの参考書より、一回り大きいB5サイズとなっています。

またページ数も500ページオーバーであるため、
重量に関してもズッシリとした感じになっています。

そのため外での学習が多い人には、不慣れだとしても電子書籍版の利用をおススメします。

付録の種類・・・特になし

『独習Python』には、何かのダウンロード権やアプリといった類の特典はありません。

電子書籍・・・あり

『独習Python』は、電子書籍版が販売されています。

ちなみに電子書籍版の見やすさは、そもそも全体的に文章が詰め込まれ過ぎていないため、かなり見やすく作られています。

またイラストによる説明も多いため、解説に関しては小さな画面でも苦も無く見れるでしょう。

ただプログラム自体は、英語やインデント、記号やスペースといった細かい要素が目立つため、できるならば大きな画面での使用をおススメします。

まとめ

『独習Python』は、
難しい言葉や単語を使わない丁寧な解説が持ち味な参考書です。

  • 分かりやすさ・・・3.5
  • 問題の量と質・・・本書は試験対策本ではありません
  • 学習できる範囲・・・Python
  • 本のサイズ・・・B5程度(18.2×25.7cm)
  • 付録の種類・・・特になし
  • 電子書籍・・・あり

イラストや図による解説も充実しており、直感的に分かりやすく作られている点も好印象を受けました。

 

ただ『独習Python』にも問題が無い訳ではありません。

特に以下の2点は、初心者が勉強する際に勉強をする手を止めてしまう障害になるはずです。

  • ディレクトリやコマンドプロンプトの知識が有る前提となっている解説がある
  • 第7章の標準ライブラリの部分から内容が難しくなる

そのため『独習Python』という本は、ある程度プログラムやパソコンの知識を積んだ上で学習を進めると良いでしょう。

コメント