C言語の開発(テスト)環境について

C言語の開発環境C言語
スポンサーリンク

 

C言語のプログラムを試してみたいけど、
C言語の開発(テスト)環境って
どうやって導入したらいいの?

今回は上記のような疑問を持っている人に向けて、
C言語の開発(テスト)環境にはどのようなものがあるか、
開発(テスト)環境を導入するにはどうしたいいか、
という疑問にお答えしたいと思います。

 

ちなみにC言語の開発環境を解説する前に、
1つだけ注意点を挙げておきたいと思います。

その注意点とは、C言語の開発環境を導入するパソコンや環境によって、
設定するべき内容が違うという点です。

 

例えば今回の見出しの1つでもある、
「エディタとコンパイラによる開発環境の導入例」を同じようにやってみても、
人によってはコンパイラがうまく起動しない、ファイルが実行できない可能性があります。

そのため開発環境の導入作業中にトラブルが発生したら、
自分でエラーメッセージをインターネットで調べる自分でエラーを解決する
といった対処が必要になるといった点を頭に入れておきましょう。

 

チョコ
チョコ

C言語の開発環境って、導入が難しそうに思えるな

シロ
シロ

うーん。
確かに統合開発環境やエディタとコンパイラによる
開発環境は導入が難しいと言えるかもね。
ただ使っている環境に依存するところが大きいかな

チョコ
チョコ

まあやけにあっさり、
開発環境が導入できる場合もあるからな

シロ
シロ

状況によっては、
素直にインターネットで使える
仮想環境を使っておいた方が無難かもね

スポンサーリンク

 

・インターネットで使える仮想環境(初心者向け)

インターネットの開発環境

簡単なC言語の処理をサクッと確認したいな

難しいソフトを入れるのは嫌だ

そんな人は、インターネット上で使えるC言語の仮想環境を利用すると良いでしょう。

 

例えば、インターネット上でC言語が使える代表的なサイトは、

・Codepad
・Ideone.com

といったサイトがあります。

どちらのサイトも、処理が軽く
サッとC言語の処理を確認したいという時に重宝するサイトとなるでしょう。

 

ただ上記のようなインターネットで使える仮想環境は、
安全上機能に制限が掛けられており、使えない命令文がある
といった制約があります。

そのため本格的なプログラミングがやりたい、C言語をちゃんと学習したいという人は、
後に解説する統合開発環境かエディタとコンパイラの導入を考えておいてください。

 

チョコ
チョコ

インターネットで使える仮想環境は、
開発環境を立ち上げる必要がないから、
サクッと使えてかなり便利だよな

シロ
シロ

ものによっては、C言語だけでなく、
PHPとかRuby、Pythonなんかも使えるよ

チョコ
チョコ

利便性と使いやすさならば、
他の開発環境より数段優れているから、
勉強にはピッタリと言えるかも知れないな

 

・統合開発環境(上級者向け)

統合開発環境

統合開発環境は、
プログラムの開発で必要になる設定と機能が詰め込まれているプログラミングソフトです。

代表的なソフトを挙げると、

・Visual Studio
・Eclipse

といった物があります。

 

ソフトの導入は、エディタとコンパイラに比べれば、
比較的容易であり、初めから日本語化されているソフトが多いのも特長です。

また設定を変えれば、C言語だけでなく、
他のプログラミング言語を勉強することも可能であるため、
今後本格的なプログラミングの勉強をしたいという人にピッタリな開発環境と言えるでしょう。

 

ちなみにメリットばかりに思える統合開発環境ですが、
どのソフトもパソコンのリソースを消費しやすいため、
動作がもっさりしているといった短所もあります。

例えば、格安のパソコンを使っている人や普段からパソコンのメンテナンスをしていない人、
古いパソコンを使っているような人は、
ソフトの起動やプログラムの実行に時間が掛かるといった事態を覚悟しておきましょう。

 

チョコ
チョコ

動作がもっさりするって、
統合開発環境はそんなに重いソフトなのか?

シロ
シロ

うん。
例えば、Visual StudioとかEclipseといった単語で検索を掛けると、
メモリ不足や動作が重いといった検索候補が挙がるぐらいだからね

チョコ
チョコ

なるほど。

シロ
シロ

ソフトの初回起動に10分程度
時間が掛かるといった事態もザラだからね。
だから人を選ぶソフトと言えるかも・・・

スポンサーリンク

 

・エディタとコンパイラ(上級者向け)

エディタとコンパイラ

エディタとコンパイラを組み合わせた開発環境は、
かなり本格的な開発環境でありながら、
動作が軽く拡張性が高いといった点が特徴と言えるでしょう。

代表的な組み合わせを挙げると、

・MinGW(コンパイラ)
・Visual Studio Code(エディタ)

といった物があります。

元から余計な機能が入っていないため、
開発環境を自由にカスタマイズできるのが、
エディタとコンパイラの最大の特長と言えるでしょう。

 

しかしそんなエディタとコンパイラにも、
導入が難しいといった短所があります。

基本的にどのソフトも英語表示が多く、自分で日本語化をする必要がある

また使っているパソコンによって必要な設定が違うため、
自分でトラブルを解決するといった苦労が発生する点もマイナスポイントと言えます。

ちなみにプログラムを動かす際は、
コマンドプロンプトにおける操作が必要になるため、
ディレクトリに関する知識も必要不可欠になる点も
頭に入れておくべき注意事項と言えるでしょう。

 

チョコ
チョコ

エディタとコンパイラは、
導入するまでのハードルが高い開発環境なんだな

シロ
シロ

そうだね。
確かにパソコンの初心者には導入は難しいかも。
けど、導入さえしてしまえば、後は天国だよ。
動作はサクサクだし、色々カスタマイズできるからね

 

・エディタとコンパイラによる開発環境の導入例

C言語の開発環境の導入例

最後にテキストエディタとコンパイラによる開発環境の導入例を紹介します。

・今回利用したソフト
 ・MinGW(コンパイラ)
 ・Visual Studio Code(エディタ)
・手順
 1.MinGWの導入
 2.環境変数の適応
 3.Visual Studio Codeの導入
 4.Visual Studio Codeの設定

 

※今回紹介する開発環境の導入例は、
 あくまでも1つの例として、ご覧頂くように宜しくお願いします。
 また今回紹介する導入例はお使いの環境によって、
 他の設定が必要になる、実行する際にエラーが発生するといった可能性もあります。
 そのため自己責任にて、開発環境を導入してください。
ちなみに今回開発環境を導入したのは、Windows10 64bitとなっています。

 

1.MinGWの導入

では、C言語の開発環境で使う、コンパイラを導入していきます。

まずは以下のページからソフトをダウンロードします。

MinGW | Minimalist GNU for Windows

上記のページにジャンプしたら、画面の右上に書かれている「Downloads」をクリック。

MinGW導入ー1

ジャンプした先のページで「mingw-get-setup.exe」をクリックします。

MinGW導入ー2

すると程なくして、ダウンロードが始まるため、
分かりやすい場所に保存します。

 

次にダウンロードしてきたファイルを開いて、
表示された画面で「Install」→「Continue」をクリックします。

MinGW導入ー3

MinGW導入ー4

表示されているゲージが溜まって処理が終了したら、
Continue」をクリックします。

MinGW導入ー5

 

次にスタートメニューやデスクトップに作られた「MinGW Installation Manager」を開きます。

MinGW導入ー6

開いた画面の左上に表示されている「Basic Setup」をクリックして、
右に表示されている「mingw32-base-bin」をクリック。

表示されたメニューから「Mark for Installation」をクリックして、
mingw32-base-bin」にチェックマークを入れます。

 

また「mingw32-gcc-g++-bin」も同じようにクリックして、
Mark for Installation」を選び、
mingw32-gcc-g++-bin」にチェックマークを入れます。

MinGW導入ー7

「mingw32-base-bin」と「mingw32-gcc-g++-bin」にチェックマークを入れたら、
左上のメニューから「Istallation」をクリックして、「Apply Changes」を選びます。

MinGW導入ー8

後は表示された画面で「Apply」をクリックして、
処理が終了するのを待ちます。

MinGW導入ー9

動作が終了したら「Close」をクリックして、
「MinGW Installation Manager」を閉じます。

これでMinGWが導入できました。

では次に、環境変数の適応をしていきます。

スポンサーリンク

 

2.環境変数の適応

まずWindowsのデスクトップの左下に表示されている
スタートボタンを「右クリック」します。

環境変数の適応ー1

すると、メニューが表示されるため、「設定」を選びます。

環境変数の適応ー2

開いた設定画面の上部に表示されている検索欄に、
環境変数」と入力して、表示された「環境変数を編集」を選択します。

環境変数の適応ー3

 

次に上部メニューのユーザー環境変数の「Path」を選んで、
編集」ボタンをクリック。

環境変数の適応ー4

表示された画面で「新規」ボタンをクリックして、
C:\MinGW\bin」と入力して、「OK」を押します。

環境変数の適応ー5

これで環境変数の設定は終了です。

 

3.Visual Studio Codeの導入

では、エディタである「Visual Studio Code」のダウンロードに移ります。

まずは以下のページにアクセスして、

Visual Studio Code - Code Editing. Redefined
Visual Studio Code is a code editor redefined and optimized for building and debugging modern web and cloud applications.  Visual Studio Code is free and availa...

Download for Windows」をクリックします。

vsCode導入ー1

分かりやすいところにソフトをダウンロードしたら、
ダウンロードしたファイルを開いて、ソフトをパソコンにインストールしていきます。

 

① 表示されたセットアップ画面から、「同意する」にチェックを入れて、
  「次へ」をクリック。

vsCode導入ー2

 

② インストールするフォルダを「C:\Program Files\Microsoft VS Code」に設定して、
  「次へ」をクリック。

vsCode導入ー3

 

③ プログラムグループの設定では、
特に何もやる必要がないため、「次へ」をクリックします。

vsCode導入ー4

 

④ 追加するタスクの選択では、
  すべての機能にチェックを入れて「次へ」。

vsCode導入ー5

 

⑤最後に「インストール」をクリックして、
ソフトが適応されるのを待ちます。

vsCode導入ー6

以上でVisual Studio Codeの導入は終了です。

 

ちなみに「Visual Studio Code」をパソコン上にインストールする際に、
以下のようなエラーが発生する場合があります。

vsCode導入ー7

もしエラーが発生したらファイルを開く際に、
右クリックでメニューを開き、「管理者として実行」を選びます。

すると、以下の画面が表示されますが「OK」を押してインストールを進めると、
エラーが発生せずにインストールが終了するはずです。

エラー画面

(表示される各種設定は、前述した①~⑤の手順を実行してください)

 

4.Visual Studio Codeの設定

では、ラストのVisual Studio Codeの設定に移ります。

 

まずはインストールしたVisual Studio Codeを
スタートメニューかデスクトップから起動させて、
左のメニューから四角のアイコンを選びます。

vsCode設定ー1

表示された検索バーに、「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」と入力して、
一番上に表示された「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」の
緑のボタン「Install」をクリックします。

vsCode導入ー2

程なくすると、日本語化に必要なファイルがインストールされるので、
同じように「C++」と検索バーに入力して、「C/C++」をインストールします。

vsCode導入ー3

2つの拡張機能をインストールできたら、
右下に表示されたメニューから「Restart Now」をクリックするか、
Visual Studio Codeを一度閉じて、Visual Studio Codeを再起動させます。

vsCode導入ー4

 

次に画面左に表示されているメニューから「エクスプローラー」を選択して、
フォルダーを開く」をクリック。

vsCode導入ー5

フォルダーを開くエクスプローラーの画面からローカルディスク(:C)に移動して、
何も表示されていない場所で右クリックをして、
プログラムを保存するフォルダを新規作成します。
(名前は分かりやすい英語を入力しておくと良いでしょう)

vsCode導入ー6

最後に作ったフォルダを選んで「フォルダの選択」を押せば、OKです。

 

後は画面左上のメニューから、「ファイル」→「新規ファイル」を選択して、

vsCode導入ー8

下のような適当なプログラムを書きます。
そして「Ctrl」キー+「S」キーを押して、ファイルに.cの拡張子をつけて保存します。
(testというプログラムを作成した場合は、test.cという名前を付ける)

vsCode導入ー7

これで一通りの準備は完了です。

 

最後に「Ctrl」キー+「@」キーでターミナルを開きます。

vsCode導入ー9

表示された画面に先ほど保存したファイル対象にデバッグをするため、
「gcc ファイル名.c」と入力してエンターキーを押します。
(test.cというファイル名にしたら、「gcc test.c」)

エラーが出なければ「a.exe」というファイルが作成されるはずです。

後は「./a.exe」とターミナルに入力して、
エンターキーを押せば、プログラムが実行されます。

以上でVisual Studio Codeの設定を終わります。

 

ちなみに作ったC言語のファイルをデバッグする際には、
使っているパソコンや環境によって、
デバッグの設定やビルドの設定が必要になる場合もあります

そういった場合は、
インターネットにて「vscode C言語 設定」といったキーワードを利用して、
原因を特定する必要があります。

 

またプログラムに書かれている日本語、もしくは実行結果が文字化けしてしまう場合は、
右下に表示されている「UTF-8」をクリック。

vsCode導入ー10

上部に表示されたメニューから「エンコード付きで保存」を選択して、
shiftjis」と入力して、「japanese(Shift JIS)」を選択します。

vsCode導入ー11

後は日本語を入力しなおすと、文字化けが解消されます。

スポンサーリンク

 

まとめ

今回はC言語の開発環境について解説をしました。

今回紹介した方法は、

・インターネットで使える仮想環境(初心者向け)
・統合開発環境(上級者向け)
・エディタとコンパイラ(上級者向け)

以上の3つですが、

「インターネットで使える仮想環境」は、
使いやすさや始めやすさといった点から、
C言語の命令文や文法の確認といった簡単なチェックをする際に使うと良いでしょう。

逆にC言語のプログラムを本格的にやってみたい、
試験に出題される問題をそのまま実行してみたいという場合は、
「統合開発環境」か「エディタとコンパイラ」の導入をおススメします。

 

どれが良いとかではなく、
ご自分の環境や勉強の状態を加味して、開発環境を選んで勉強を効率良く進めましょう。

コメント