あなたは基本情報技術者試験のプログラミング言語問題は、
何を選ぼうとしていますか?
もしかしたら

どのプログラミング言語が覚えやすいのかな?・・・

点数が稼ぎやすいプログラミング言語を知りたいな・・・
なんて悩みを持っている人がいるのではないでしょうか?
そんな風に悩みを抱えているあなたには、アセンブラ(basic)がおすすめです。
アセンブラ言語(basic)には以下のような特長があり、
初心者向けの言語と言えるでしょう。
プログラミング言語の中でも
初心者や未経験者が習得しやすいアセンブラ言語(basic)。
プログラミングの基礎が学べる言語でもあるため、
プログラミングをやったことの無い人は、
是非とも選択肢の1つとして考えておいてください。

ちなみにアセンブラ言語の短所ってなんだ?

うーん、社会に出てから役に立ちにくいって点かな。
アセンブラ言語を使っている企業ってほとんど無いからね

じゃあ、将来には繋がりにくい言語なんだな

うん。ただアセンブラ言語の場合、
プログラムの基礎を学ぶという点に関しては、
他の言語より優れていると思うよ。
あとは問題が簡単で、
プログラムが覚えやすいっていうメリットも有るね

じゃあ、とにかく基本情報技術者試験に合格したいという人に
おすすめできる言語ってことだな
・プログラムが習得しやすい
アセンブラ(basic)は、
プログラムが習得しやすいという最大の特長があります。
何故習得しやすいかというと、
・命令文が単純
・プログラムの量が少ない
・プログラムやデータが追跡しやすい
といった特徴があるからです。
それでは1つ1つ特徴を追っていきましょう。
・命令文が少ない
まずアセンブラ言語が習得しやすいといった理由の1つに、
プログラムで使う命令文が少ないといった点があります。
現に基本情報技術者試験において、
問題冊子の仕様書に記載されていた命令文を数えてみたところ、
必要になる命令文はたった28語。
しかもプログラム上で重要になる点を考慮すれば、
25語程度に覚える命令後を絞り込めるでしょう。
ちなみに他のプログラミング言語と比較してみると、
同じく初心者向きの言語として名前が挙がりやすい表計算は、
関数とマクロを含めて27語程度。
一見すると少ないから覚えやすいと思いきや、
内容がアセンブラ言語と比べて複雑であり、似たような内容が多いため、
油断して試験に挑むと痛い目を見る可能性があります。
他にも基本情報技術者試験で選べる言語と言えば、
C言語やJavaが挙げられますが、
こちらはプログラムの記述方法を覚える必要があるといったポイントがあります。
しかも試験で出題される問題自体が難しいため、
初心者が挑むには、少しハードルが高い言語と言えるでしょう。
・命令文が単純
アセンブラをおススメする理由の1つに、
命令文が単純といったポイントがあります。
例えば、アセンブラ言語においてよく使われる
ADDLやSUBL。
ADDLやSUBLは符号のマイナスを考えないで、
ADDLは加算、SUBLは減算をするといった、ごく単純な命令文になっています。
他にはプログラムの分岐で利用する命令文を見てみると、
JPLやJMIなんて命令文があります。
JPLは、内容を比較した結果が正の値ならば、指定した箇所に跳ぶ。
JMIは、内容を比較した結果が負の値ならば、指定した箇所に跳ぶ。
正の値か負の値かで判断する、とても単純な命令文と言えるでしょう。
またアセンブラ言語の命令文は、
上記の命令文に似たような命令文が多くあります。
正直言って他の言語とは比べ物にならないぐらい、
内容は簡単で、書き方も単純であるため、
プログラムを覚えるハードルをグッと下げている要因になっていると言えるでしょう。
・プログラムの量が少ない
アセンブラという言語は、プログラムの量が少ないという特徴がある言語です。
例えば、基本情報技術者試験に出題される
Javaとアセンブラをプログラムのコード量で比較してみます。
Java | アセンブラ言語 | |
平成31年春期 | 91 | 58 |
平成30年秋期 | 85 | 43 |
平成30年春期 | 79 | 77 |
平成29年秋期 | 68 | 71 |
平成29年春期 | 87 | 65 |
上記の表を見ると、
アセンブラのコード量は、かなり少なく抑えられているという点が分かると思います。
試験に出題されるアセンブラ言語のプログラムは、
大体平均して、多くても70行前後、少なければ40行前後になっているようです。
そのためアセンブラ言語は、
かなり読みやすいプログラムと言えるでしょう。
・プログラムやデータが追跡しやすい
アセンブラ言語は、プログラムやデータが追跡しやすいといった特長もあります。
なぜプログラムやデータが追跡しやすいのか?
それは命令文が単純であるからという点につきます。
またデータを格納できるレジスタの数が限られているという点も、
プログラムが追跡しやすいという特長に繋がるでしょう。
アセンブラ言語は、命令文が単純で少ないといった点から、
他のプログラミング言語と比べて、できることは少ない言語です。
しかし、プログラミングの基礎を学ぶためなら、
アセンブラ(basic)は非常に優れており、
初心者や未経験者にはピッタリなプログラミング言語と言えるでしょう。

アセンブラ(basic)は、
問題冊子に仕様書が載っているという点も、
難易度を下げてる要因になっているよね

確かにな。
人によっては勉強なしで、アセンブラの仕様書だけ読んで
問題に答えるなんて強者もいるくらいだからな

まあ、ただそんな芸当をするのは、
プログラミング経験が豊富な人に限った話だから注意してね

仕様書に頼りすぎると、
アドレスの参照とかで間違えるから注意した方が良いぞ
・プログラムの実践がしやすい

プログラムをどれだけ書いて実行しているかというポイントが重要です。
そのためプログラムの実践がしやすいアセンブラ(basic)は、
問題を正解するための環境が整っている言語と言えるでしょう。
ちなみにアセンブラ(basic)の詳しい導入方法は、
以下のリンクにて掲載しています。

アセンブラ(basic)は、もの凄く簡単に試せる言語であるため、
気になった人は一度リンクより導入方法をチェックしてみてはいかがでしょうか?

アセンブラ(basic)は、覚えるのが簡単でしかも試しやすい。
これほど初心者向きの言語は無いよ。

よく同じプログラミング言語問題の対象である
表計算と比較されるが、
表計算はマクロという難しい問題がある。
だから個人的には、アセンブラの方が初心者向きだと思えるぞ

まあ、以下のページでも説明している通り、
表計算とアセンブラ(basic)、両方にそれぞれ特徴があるから
じっくり選んでみてね

・出題される問題が簡単
アセンブラ(basic)の問題は、
基本情報技術者試験に出題されるプログラミング言語における問題の中でも
特に難易度が低い問題となっています。
なぜ難易度が低いのか?
理由はごく単純。
・命令文が単純な内容である
といった理由があるからです。
他にも上記の理由は、
・プログラムにおいて出来ることが限定される
というポイントにも繋がるため、問題としての難易度が低くなるといった特徴があります。
ちなみにアセンブラ(basic)は、プログラミング経験者であれば、
テスト本番でアセンブラ(basic)の仕様書を読んで解答するなんて芸当も可能です。
そのため初心者のあなたもアセンブラ(basic)の命令文をある程度覚えたら
気軽な気分で過去問題を解いてみてください。

意外に解ける!
と驚きと自信を持つはずです。

アセンブラ(basic)を解く場合は、
四則演算とビット計算は完璧にしておこうね。

あとは、同じような命令文を間違えないで覚えられるかが重要だ。
特にビット計算だと命令文の勘違いは命取りになるからな

アセンブラ(basic)の命令文は、
1文字で意味が大きく変わるからね。
ただ命令文の数自体は少ないから覚えやすいと思うけど
まとめ
アセンブラ(basic)は、
・命令文が少ない
・命令文が単純
・プログラムの量が少ない
・プログラムやデータが追跡しやすい
・プログラムの実践がしやすい
・出題される問題が簡単
といった特長があります。
勉強時間が長く取りやすい人なら、
初心者や未経験者でも高得点が狙える
午後試験の点数稼ぎに使える言語と言えるでしょう。
だからこそプログラミングの経験が無い人やプログラミングに自信が無い人は、
アセンブラ(basic)という、覚えやすく簡単な言語があることを忘れないでください。
またアセンブラ(basic)の勉強をする際には、
以下のレビューでも紹介している参考書がおすすめとなっています。


1つ目の「プログラミング入門 CASL2―情報処理技術者テキスト」は、
私の知る限り、最も丁寧にアセンブラ(CASL2)を解説している参考書です。
2つ目の「基本情報技術者試験CASL2完全合格教本」は、
物凄く使いやすいシミュレーターと丁寧な説明が特長となっています。
どちらも基本情報技術者試験におけるアセンブラの問題を解くにあたって、
しっかりと受験者をサポートしてくれる存在になるでしょう。
ちなみにアセンブラの勉強に詰まったら、
以下のページを参考にしてください。

アセンブラの問題を解くためのコツや勉強法を解説しています。
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