本書はこんな人におすすめ
- アルゴリズムを勉強したい人
- キャラクターによる解説などは不要だという人
- アルゴリズムにある程度経験がある人
評価項目
- 分かりやすさ:
- 問題の量と質:
- 学習できる範囲:アルゴリズム
- 本のサイズ:A5程度(14.8×21.0cm)
- 付録の種類:PowerPointとPDFによるプログラム解説
- 電子書籍:あり
「情報処理教科書 基本情報技術者試験のアルゴリズム問題がちゃんと解ける本」は、
アルゴリズムにおいて
どうやって点数を取るのかというポイントに特化した参考書です。
- 問題を上手く解く方法
- 問題を素早く解くテクニック
といった内容が学べるため、とにかく点数を稼ぎたい人にピッタリ。
また「情報処理教科書 基本情報技術者試験のアルゴリズム問題がちゃんと解ける本」は、
文章と図による説明が多い参考書でもあります。
キャラクターによる説明や注釈は一切ないため、アルゴリズムの勉強に集中したいといった人向けの参考書と言えるでしょう。

「情報処理教科書 基本情報技術者試験のアルゴリズム問題がちゃんと解ける本」は、点数を稼ぐことに特化しているから人によって好みが出るよね

イラストといった要素が少ない硬派な内容だからな。かなり好き嫌いが分かれると思うぞ

ちなみに掲載している問題の難易度が少し高いから、多少なりともアルゴリズムに慣れておく必要があるから注意してね
『情報処理教科書 基本情報技術者試験のアルゴリズム問題がちゃんと解ける本』の評価と解説
分かりやすさ:
「情報処理教科書 基本情報技術者試験のアルゴリズム問題がちゃんと解ける本」は、図と文章による解説がメインとなっています。
全体的に余分な内容を省き、必要な分だけを説明するというスタンスになっているため、増長しているような説明は不要だと考えている人におススメできるでしょう。
ただアルゴリズムを題材にしている割に、
フローチャートによる説明が少なく、かなり早い段階からうるう年の判定や線形探索といったロジックが出てくるため、初心者の人は読み進めるのが難しいかも知れません。
問題の量と質:
「情報処理教科書 基本情報技術者試験のアルゴリズム問題がちゃんと解ける本」は、
章ごとに確認問題で復習していくという方式を採用しています。
問題の量も充実しており、学習した内容を復習するだけなら、十分な量があると言えるでしょう。
ちなみに問題の解説は、トレース図を使った解説が中心となっているようです。
ただ掲載されている問題の難易度が少し高め。
学習を進めてきた内容より少し難しい問題が出題されるため、初めてアルゴリズムに触れる人は読み進めるのが難しいかも知れません。
また解説がかなり簡略化されている点も、初心者に優しくないと言えるでしょう。
学習できる範囲:アルゴリズム
「情報処理教科書 基本情報技術者試験のアルゴリズム問題がちゃんと解ける本」は、
疑似言語による変数宣言からソート、探索、図形の塗り替えといった内容が掲載されています。
アルゴリズムのみに絞っている参考書だけあって、基本情報技術者試験で出題される範囲については、一通りカバーできているといった印象です。
本のサイズ:A5程度(14.8×21.0cm)
「情報処理教科書 基本情報技術者試験のアルゴリズム問題がちゃんと解ける本」は、
A5程度(14.8×21.0cm)のサイズとなっています。
ちなみにトートバッグやショルダーバッグなら、すんなり収まる程度の大きさです。
重さも一般的な参考書に比べれば軽めに作られているため、複数冊の持ち運びもOK。
外出中や移動中の勉強にも十分対応できるでしょう。
付録の種類:PowerPointとPDFによるプログラム解説
「情報処理教科書 基本情報技術者試験のアルゴリズム問題がちゃんと解ける本」には、
PowerPointとPDFによるプログラム解説が付属しています。
疑似言語プログラムが1つ1つ命令を実行していくような形で、どのタイミングでどの命令が実行されているかが、視覚的に分かりやすいように作られています。
また解説の範囲は、アルゴリズムを勉強している人が躓きやすい、バブルソートやうるう年の判定、再帰の呼び出しといったロジックが対象。
アルゴリズムを勉強している人やアルゴリズムに苦戦している人にとっては、この上なく嬉しい教材となるでしょう。
電子書籍:あり
「情報処理教科書 基本情報技術者試験のアルゴリズム問題がちゃんと解ける本」には、電子書籍版が販売されています。
ただ文字が全体的に小さいため、画面サイズが大きいタブレット端末での使用をおすすめします。
まとめ
「情報処理教科書 基本情報技術者試験のアルゴリズム問題がちゃんと解ける本」は、アルゴリズムで高い得点を取りたいという人向けの参考書です。
- 分かりやすさ:
- 問題の量と質:
- 学習できる範囲:アルゴリズム
- 本のサイズ:A5程度(14.8×21.0cm)
- 付録の種類:PowerPointとPDFによるプログラム解説
- 電子書籍:あり
ちなみに「情報処理教科書 基本情報技術者試験のアルゴリズム問題がちゃんと解ける本」には、
- 必要な説明のみを掲載している
- 少しレベルの高い問題
- 初心者が理解するのは難しいロジックが早い段階から出てくる
といった要素があるため、人を選ぶ参考書となっています。
ただ問題を上手く解くテクニックや時間を掛けない問題の解き方の解説は、他の参考書ではあまり見ない素晴らしいポイント。
そのためアルゴリズムの勉強に苦戦している人やとにかくアルゴリズムで点数を稼ぎたいといった人におススメできる参考書と言えます。
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