アルゴリズムの参考書が必要な理由について

アルゴリズム
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アルゴリズムの参考書って本当に必要?

以前アルゴリズムの問題を解説している時に、とある受験者からこんな質問を貰いました。

確かに「アルゴリズムの勉強をするだけで、参考書を買うなんてもったいない」といった意見も分かります。

ただ私の経験則上、アルゴリズムの参考書は買っておいた方が無難です。

アルゴリズムの参考書は、大体2,000円ほど。

2,000円という金額は、学生にとって小さな金額ではないと思いますが、得点が高く難易度も高いアルゴリズムの問題が解けるようになれば十分に価値があります。

シロ
シロ

アルゴリズムは、勉強を開始してから問題が解けるようになるまで本当に時間が掛かるよね・・・

チョコ
チョコ

基本情報技術者試験で勉強する分野の中でも、できるようになるまで一番時間が掛かる分野と言える。

シロ
シロ

加えて問題自体が難しいのも、アルゴリズムが鬼門と言われる原因だね

チョコ
チョコ

本当にアルゴリズムの問題は難しい。・・・ だからこそアルゴリズム専用の参考書が発売されている訳だ

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・午前試験の参考書では説明や解説が不十分

なぜアルゴリズムの勉強に専用の参考書がいるかという第一の理由として、午前試験を対象にしている参考書では、説明や解説が圧倒的に足りないといった点が挙げられます。

もちろん人によっては、

午前試験の参考書にも、アルゴリズムの解説は載っているけど?

と思う人もいるかと思います。

ただし午前試験の参考書に載っているアルゴリズムの解説は、アルゴリズムの頭の部分

そのため試験のアルゴリズム問題に関する解説やロジックは、基本的に載せていません。

またアルゴリズムの内容を十分に伝えようと思ったら、午前試験を専門的に扱っている参考書の1.5倍程度は、ページ数が必要になります。

そんな参考書は持ち運びが難しく、コスト的にも見合わないため、
アルゴリズムを専門的に取り扱った参考書が発売されているという訳です。

ちなみにアルゴリズムの問題を丁寧に解説するには、
問題に対応したイラストや図、フローチャートによる解説が不可欠です。

そういった細かい解説に関しては、午前試験を扱っている参考書より、アルゴリズムを専門的に解説している参考書の方が圧倒的に優れていると言えるでしょう。

シロ
シロ

午前試験とアルゴリズムを詳しく説明した参考書になると、総ページ数が1,000ページぐらいになるかな

チョコ
チョコ

まあ辞書とかならあり得る話だが、持ち運ぶには少しキツすぎるよな。

シロ
シロ

重要も1kgを余裕で超えるだろうね。

チョコ
チョコ

そんな参考書を持ち運ぶのは、一種の拷問かも知れないな・・・

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・アルゴリズムの問題は「難易度が高い」「配点も高い」

アルゴリズムの問題は、基本情報技術者試験で出題される問題の中でも、トップクラスに難しい問題となっています。

例えるならば現役でかなりの腕を持ったプログラマでも
全問正解できるかどうか怪しいぐらい難しい問題が出題されるでしょう。

またアルゴリズムの問題は、
配点が25点と他の問題より高めに設定されています。

難しくて、配点が高い。

だからこそアルゴリズムの参考書を購入して、万全の準備をする必要があります。

チョコ
チョコ

アルゴリズム問題をすべて無視する、という方法をおすすめしている人もいるが、それは半分正解で半分不正解だ。

シロ
シロ

アルゴリズム問題は配点が高いから、問題をすべて見逃すと、試験に合格するのが難しくなるからだね

チョコ
チョコ

そうだ。だから基礎的な問題だけでも答えられるようにしておいた方が無難と言えるな

シロ
シロ

少しでもいいからアルゴリズムで得点できていると、心の余裕に繋がるからね

・データの流れを解説する参考書があると便利

基本情報技術者試験におけるアルゴリズムの問題を解いているとよくあるのが、

データの流れがよく分からない・・・

配列の内容がチンプンカンプン

といった状況です。

そんな時に助けになってくれるのが、アルゴリズムを専門に解説している参考書です。

アルゴリズムを専門的に扱っている参考書は、以下の要素を重点的に解説しています。

  • アルゴリズムに含まれるロジックの解説
  • データの内容やデータの流れについての解説

特に重要なのはデータの内容とデータの流れについての解説。

この要素を押さえておかないと、アルゴリズムの問題を解くのはかなり難しいと言えるでしょう。

シロ
シロ

初心者がアルゴリズムの勉強で躓く原因の中で特に多いのは、このデータの流れが分からないという点だと思うよ

チョコ
チョコ

このデータの流れというポイントについては、アルゴリズムを専門的に扱っている参考書でないと、解説していないパターンが多い

シロ
シロ

過去問題の内容を解説するという状況なら、尚更かも知れないね

チョコ
チョコ

あれだけ問題文が長い訳だからな・・・

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まとめ

  • 午前試験を対象にしている参考書では、説明や解説が圧倒的に足りない
  • アルゴリズムの問題は、難易度が高く、配点も高い
  • データの流れを解説する参考書があると便利

以上が、なぜアルゴリズムの参考書が必要になるかという理由になります。

アルゴリズムの勉強は、誰もが苦戦をする基本情報技術者試験の鬼門です。

だからこそアルゴリズムで高得点を取りたいのであれば、アルゴリズムの基礎からきっちり勉強をする必要があります。

また以下の参考書は、アルゴリズムを専門的に取り扱ったおすすめの参考書です。

どちらも解説が丁寧で、初心者や未経験者にピッタリな内容になっています。

レビュー『アルゴリズムを、はじめよう』
『アルゴリズムを、はじめよう』は、フローチャートやイラストによる解説が充実している参考書です。難しい専門用語が使われていない参考書であるため、初心者や未経験者にピッタリな参考書と言えるでしょう。
レビュー『うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編]』
『うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編]』のレビューと評価になります。イラストやフローチャートによる解説が多く、初心者でも分かりやすいのが特長です。

アルゴリズムの勉強に苦戦している人は、是非ともアルゴリズムの参考書を勉強に取り入れて、点数の底上げをしてください。

 

加えて当サイトでは、アルゴリズムの問題を解くためのコツや勉強法を解説しています。

基本情報 アルゴリズムを解くための"コツ"についてPart.1
こちらでは基本情報技術者試験のアルゴリズムを解くためのコツや問題の種類について解説しています。問題の解き方からちょっとしたコツまで、是非とも試験対策に活用してください。
基本情報技術者試験 アルゴリズムを解くための"勉強"について
こちらではアルゴリズムの問題を解くために必要な準備について解説しています。問題自体が難しく、基本情報技術者試験の鬼門とされるアルゴリズムを解くためには、プログラムをどれだけ正しく、たくさん読んできたかというポイントが重要になるでしょう。

上記で紹介した参考書と合わせて、アルゴリズムの勉強を効率的にできるように活用してください。

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