
高校生で基本情報技術者試験の受験を考えているけど、おかしいかな?

25歳で基本情報技術者試験を受けようとしたら、「いまさら~w」と笑われた…
こんなことを言われる経験、基本情報技術者試験を受ける人なら、一度は言われたことのある嫌みかも知れません。
ただ覚えておいてほしいのが、資格を持つ人と持たない人、同じくらいのスキルを持っているとしたらどちらを優先的に採用しますか?
そのくらい基本情報技術者試験という資格は、価値がある物で、年齢に関係ありません。
基本情報技術者試験は、年齢が低くても高くても受験できるのが強み。
試験会場に行ってみると、中学生ぐらいの人もかなり年を取っている人もいます。
だからこそ年齢が若くても年を取っていても、気にしないで試験に挑んでください。

基本情報技術者試験の会場に行ってみると、色んな年齢の人がいるよね

まあ確かにいろんな年齢の人がいるが、試験前は人の顔を見るほど余裕はないぞ

試験が終わってからも、試験から開放された感覚で、人の顔を見ている余裕なんてないよねw
・基本情報技術者試験に年齢制限は無い

まず大前提として頭に入れておきたいのは、
基本情報技術者試験に年齢制限は無いということです。
よく基本情報を受ける人に年齢に関する質問されるのですが、基本情報には年齢制限も受験資格もないため誰でも受験できます。
ITというものに興味がある人、受験で他の学生と差をつけたい人、就職で有利になりたい人、給料アップを目指したい人。
どんな人でも受験できるため年齢なんて一切気にしなくてOKです。


たまに「基本情報技術者試験なんてその年齢で取ってどうするの?」っていう人がいるけど特に気にしなくて良いと思うよ。

何か始めようとすると、足を引っ張る人間はどこでもいるもんだ。
・最年少合格者はなんと9歳!

基本情報技術者試験の受験者は、さまざまな人がいます。
中には10代前半の受験者や60代後半の受験者もいるようです。
例えば平成31年春期の試験において、基本情報技術者試験の最年少受験者は、なんと9歳。
中学生どころか、小学生の人も基本情報技術者試験を受験しているようです。

以上の点からも分かる通り基本情報技術者試験は、
どの年齢の人が受験しても合格できるチャンスがあり、
どの年代の人が受験しても恥ずかしくはない試験と言えるでしょう。

基本情報技術者試験に9歳で合格って。・・・ もう意味が分からないよね

凄すぎるという言葉しか出てこないよな

基本情報技術者試験を受験した経験のある人なら、9歳で合格したという事実がどれだけ凄いのかよく分かるからね

逆を言えば10代後半や20代前半で、試験に合格できない訳はないという証明でもあるな
・応募者の年齢は23歳が最も多い

基本情報技術者試験を受ける人の中で、割合が多いのは19歳から26歳の若い人です。
そして応募者数が最も多いのが23歳という統計が出ています。
19歳から26歳の間に応募者数が固まっているという情報から分かるのは、多くの受験者が大学か専門学校に入ってから受験を考えている。
もしくは会社に入社して業務上必要であるため、基本情報技術者試験を受けているという点です。
そのため基本情報技術者試験は、
業務経験が少ない人、情報処理経験の経験が少ない、初心者向けの試験と言えるでしょう。

基本情報技術者試験は、取得しておくと就職に有利という点から学生による受験が多いね

学生の頃から基本情報技術者試験を持っていれば、就職する際に相当有利だからな

あとは、社会人でも業務上で必要になる、ステータスになるといった点から受験しているっていう人も多くいるね
・合格率は22歳がトップ

基本情報技術者試験の合格者の平均年齢は25.0歳です。
特に22歳から24歳までの合格率が高く、この世代だけで合格者全体の3割超を占めているようです。
上記のポイントから考えると基本情報技術者試験は、
業務経験が1~2年の人や学生でも合格できる試験と言えるでしょう。

22歳から24歳までの合格率が高いってことは、高校生や大学生の若い人だと合格は難しいのかな?…

そんなことはない。若い人でも合格している人は多くいる。ただし学生で合格している人は、きっちり勉強に取り組んでいる印象があるな

学生の時に、基本情報技術者試験に合格するっていうのは、容易じゃないんだね。・・・

確かにな。その代わり就職試験では、もの凄く有利になる場合もある。例えば、面接が1回免除されたりな

それはかなり嬉しいねw
・大学生と専門学校生の合格率は約3割

基本情報技術者試験の統計資料には、学生による受験者数と合格者の統計を取った資料があります。
在学中の学校等一覧表によると、
大学生の合格率は3割を超えるぐらい。
全体の合格率より同じくらいか若干高いといった統計が出ています。
ただし専門学校生の合格率は、
3割に届かない程度と低めの数字が出ているようです。
経験年数が少ないほど、合格率が高いという統計が出ています。
つまり基本情報技術者試験は、学生の内から十分に合格可能であり、むしろ経験年数が少ない人ほど合格に近いといったデータがあるようです。

基本情報技術者試験は、学生でも勉強すれば十分に合格できるよ

プログラムの経験が無い方が、変な先入観が無い分、スムーズに勉強できて、内容が頭の中に入ってくるのかも知れないな

あとは勉強時間が取れるかどうかだよね。勉強時間が取れる世代は、軒並み合格率が高いからね
・メリットが大きいのは学生での取得

私は冒頭で、基本情報技術者試験はどの年齢の人が受験して合格したとしても、メリットがあるというポイントを挙げました。
しかし基本情報技術者試験の効力が最大限発揮されるのは、ズバリ受験生が学生の頃と言えるでしょう。
基本情報技術者試験は、学生の時に合格できれば、
就職や就学で大きなアドバンテージを得られます。
面接時にどのような勉強をしていたかを聞かれても、基本情報技術者試験の名前を出せば、かなりの確率で納得してもらえるでしょう。
また企業によっては、基本情報技術者試験の取得が必須になっている企業もあります。
もしくは入社してから基本情報技術者試験を取らせる企業もあるようです。
そのため基本情報技術者試験は、学生の内に試験に合格できていれば、試験勉強をしている同僚を尻目に仕事で大きなリードを得られるでしょう。

以下のページでは、基本情報技術者試験のメリットについて解説している


基本情報技術者試験には今回話した就職だけでなく、給料がアップするなんて話もあるから、
是非ともチェックしてみてね
まとめ
今回は基本情報技術者試験における受験生の年齢について解説をしました。
- 基本情報技術者試験に年齢制限はない
- 最年少合格者は9歳 10代前半、60代の合格も珍しくない
- 応募者の年齢は23歳が最も多い
- 合格率は22歳がトップ
- 大学生と専門学校生の合格率は約3割
- いつ受験しても遅くない。けど効力が高いのは学生の時
基本情報技術者試験を受験する場合、誰でも何歳でも関係ありません。
基本情報技術者試験が欲しいと思った瞬間に、IPA(情報処理推進機構)のホームページにアクセスして、受験申込のページをチェックしてみましょう。

あとは受験に向かって勉強をするのみです。
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